HOME > ニュース >

キース・エマーソンの息子がジェフ・ダウンズらとELP「Lucky Man」録音 キース愛用のモーグ・シンセ演奏 MV公開

2023/10/13 19:54掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Keith Emerson / Variations
Keith Emerson / Variations
キース・エマーソン(Keith Emerson)の息子アーロン・エマーソンは父親に敬意を表して、イエスほかのジェフ・ダウンズ(Geoffrey Downes/Geoff Downes)や、キース・エマーソン・バンドのマーク・ボニーラ(Marc Bonilla)らと共に、エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer)の名曲「Lucky Man」をレコーディングしました。アーロンは有名なモーグ・ソロをキースが実際に使用したモーグ・シンセサイザーを使用して演奏しています。ミュージックビデオが公開されています。

英Prog誌によると、「Lucky Man」をレコーディングするというアイデアは、アーロンとLA在住のシンガー・ソングライター、ブレット・コープランドの友情から生まれました。アーロンとブレットはかつて、ザ・ラスト・ドラッグというバンドで一緒に演奏しており、サンセット・ストリップにある有名なナイトクラブ、ウィスキー・ア・ゴー・ゴーで定期的に演奏していました。

「ウィスキーで僕らが演奏するところを父が見に来てくれて、ザ・ナイスの時にここで演奏したことがあると話してくれたのを覚えている。父はステージに上がっている僕を見て、本当にクールだと思ってくれた。あの夜、父は僕のローディーになってくれたんだ!」

アーロンはフィラデルフィアにある、キースの有名なモーグ・シンセが所蔵されている個人美術館Electronic Music Education and Preservation Project (EMEAPP) に行き、世界中のエマーソン・ファンに愛されている父親の有名なシンセサイザーで「Lucky Man」のソロを演奏しました。

「父のモーグで演奏したことは、一生忘れられない瞬間です。父の全コレクションがEMEAPPにあり、とても大切にされていることを知って、すごく嬉しいです」

このミュージックビデオは、キースのキャリアを振り返るCD20枚組ボックスセット『Variations』(海外で10月13日)の発売にあわせて公開されています。詳しくはこちら

■LUCKY MAN - AARON EMERSON & FRIENDS

Aaron Emerson : Moog Modular Synthesizer
Nathan James : Vocals
Geoff Downes : Keyboards
Mark Bonilla : Electric Guitars
Chuck Wright : Bass Guitars
Matt Fuller : Acoustic Guitars
Zac St.John : Drums
Rick Saillon : Mandolin