HOME > ニュース >

ドン・ドッケン「俺はうつ病。双極性障害なんだ」

2023/10/11 21:08掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
DON DOKKEN
DON DOKKEN
ドッケン(Dokken)のフロントマン、ドン・ドッケン(Don Dokken)は、ポッドキャスト『Battleline』の新しいインタビューの中で、サウンドガーデンのクリス・コーネルについて振り返っている中、「俺はうつ病なんだ。双極性障害なんだ」と自身の健康状態について話しています。

双極性障害では、ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態を繰り返します。

「クリス・コーネルは大好きなシンガーのひとりだった。彼は素晴らしいヴォーカルと素晴らしいサウンドを持っていた。彼には奥さんと子供がいる。彼はホテルの部屋に戻って首を吊ったんだ。

人生は短い。俺たちは“あなたは生まれました、素晴らしい人生を送ることを約束します”という証明書を持って生まれてくるわけではない。そうはいかないんだ。成功するためには戦わなければならないし、やりたいことのためには戦わなければならない、ミュージシャンになるためは戦わなければならないし、続けるためには戦わなければならない。でも、彼らの多くはうつ病になる。それは遺伝的なもので、彼らは自殺する。クリスが自殺したときは、胸が張り裂けそうになった。アリス・イン・チェインズのレイン(ステイリー)とかもそうだった。俺には理解できない。

俺はうつ病なんだ。双極性障害なんだ。アップするし、ダウンする。ある日はロックの曲を書きたくなる。アップテンポで、ケツを蹴り上げて、とにかくロック、そういう気分なんだ。その次の日は気分が沈んでいて、“Heaven Sent”のような曲を書くかもしれない。宇宙が何を与えてくれるかによるんだよ。でも、自殺は絶対にしない。俺には子供もいるし、家族もいる。それは別の話だ」