ポール・マッカートニーが72年のウイングス・ツアーで使用した2階建てツアーバスを修復　競売へ

ポール・マッカートニー（Paul McCartney）が1972年のウイングス・ツアーで使用した2階建てツアーバスが修復され、オリジナルの輝きを取り戻した後、11月にオークションに出品されます。落札予想価格は20万ドル～30万ドル（約3000万円～約4500万円）。

「WNO481」として知られるウイングス（Wings）のツアーバスは、ポールとリンダが1972年に購入した1953年製ブリストルKSWの2階建てバスです。ウイングスにとって初の本格的なツアーであり、その年の初めに行われた大学ツアーに次いで2番目に行われた＜Wings Over Europe＞ツアーの主要ツアー・バスとしてこのバスを使用しました。

このバスの側面に描かれたサイケデリックなアートワークは、ローリング・ストーンズやピンク・フロイド、ザ・フーとも仕事をしたジェフリー・クレグホーンによるもので、クレグホーンは、ビートルズ『Yellow Submarine』のアルバム・カヴァーをイメージしてデザインしました。

このウイングスのバスは、ジュリアンズ・オークションの『Played, Worn & Torn: Rock ’n’ Roll Iconic Guitars and Memorabilia』の一環として、11月16日から18日にかけてオークションにかけられます