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ファンキー・ミーターズやパパ・グロウズ・ファンク等で活躍 ニューオーリンズのドラマー ラッセル・バティストJr.死去

2023/10/03 17:52掲載
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Russell Batiste Jr.  - Photo by Rene Huemer via @pagemcconnell
Russell Batiste Jr. - Photo by Rene Huemer via @pagemcconnell
再結成版ミーターズ(The Meters)ファンキー・ミーターズ(The funky Meters)パパ・グロウズ・ファンク(Papa Grows Funk)などでの活躍でも知られるニューオーリンズのドラマー、ラッセル・バティストJr.(Russell Batiste Jr.)が死去。Times-Picayune/NOLA.comによると、バティストJr.は9月30日にルイジアナ州ラプラスにある自宅で亡くなりました。兄によると、死因は心臓発作。57歳でした。

バティステJr.は音楽一家に育ち、4歳でドラムを叩き始め、キーボード、サックス、ギター、ベースも学び、わずか7歳で正式にファミリー・バンドの一員となった。

高校在学中、バティストJr.は名門マーチング・ワンハンドレッド・バンドのメンバーとして活躍し、音楽奨学金を得てニューオーリンズのサザン大学に入学。バティストJr.は学校を辞め、シャーメイン・ネヴィル・バンドのメンバーとしてツアーを行った。

1989年、バティストJr.は伝説のニューオーリンズのファンク・バンド、ミーターズの生まれ変わりであるファンキー・ミーターズに加入、2015年頃までメンバーとして活動を続けた。

ソロ・アーティストとして、自身のバンド、オーケストラ・ダ・フッドを率いて活動し、2枚のアルバムを発表した。

やがて、バティストJr.は、フィッシュのキーボーディスト、ペイジ・マッコーネルらと共演し、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーから称賛されるなど、ミュージシャンとしての階段を上っていった。

また、オルガン奏者のジョー・クラウンやギタリストのウォルター・"ウルフマン"・ワシントンと頻繁に共演し、クラウン・ワシントン・バティスト・トリオとして活動、2008年にはライヴ・アルバム『Live at the Maple Leaf』をリリースした。

バティストの共演したミュージシャンとバンドには、パパ・グロウズ・ファンク、ハリー・コニック・Jr、チャンピオン・ジャック・デュプリー、ロビー・ロバートソン、メイシオ・パーカー等がいた。