U2　画期的な新コンサートホール「Sphere」のオープニングを飾る公演で『Achtung Baby』を初めて全曲演奏　ライヴ演奏は30年以上ぶりの曲も

U2は9月29日、最新設備を搭載したラスベガスの新しいコンサートホール「Sphere（スフィア）」のオープニングを飾る公演を行いました。彼らの公演は『U2:UV Achtung Baby Live At Sphere』と題されており、1991年のアルバム『Achtung Baby』を初めて全曲演奏しました。中にはライヴ演奏は30年以上ぶりという曲もあり、「So Cruel」は1992年以来、「Tryin' To Throw Your Arms Around The World」は1993年以来、「Love Is Blindness」は2006年以来でした。当日のファン撮影の映像あり。

この公演にはドラマーのラリー・マレン・ジュニア（Larry Mullen Jr.）は手術からの回復に専念するため不参加です。代役を務めたのはオランダ人ドラマーのブラム・ファン・デン・ベルフ（Bram van den Berg）でした。

この新しいコンサートホール「Sphere（スフィア）」は、世界最大の球形の建物で、球形の外観全体がLEDパネルで覆われています。また、内部には16万個以上のスピーカーが設置されており、サウンドシステムは床板を通して音を届けます。さらに香りや風などの4D機能を活用する事ができるという、これまでにない画期的な会場です。