スキッフルにインスパイアされた前作『Moving On Skiffle』(2023年3月発売)と同様に、新作『Accentuate The Positive』でもモリソンは幼い頃に夢中になったこと、今回はロックンロールに回帰しています。
第二次世界大戦直後のベルファストで育ったモリソンは、20世紀のブルースとロックンロールの刺激的なサウンドに多大なインスピレーションを受けました。ファッツ・ドミノ、チャック・ベリー、エヴァリー・ブラザーズなどを聴いていたモリソンは今回、『Accentuate The Positive』のために個人的に好きな曲を再創造し、このジャンルを再考しています。
ジョニー・バーネット・トリオの「lonesome train」、ジョニー・キッド&ザ・パイレーツの「shakin' all over」、ビッグ・ジョー・ターナーのロックンロールのパイオニア的ヒット曲「flip, flop and fly」などの名曲に加え、ジェフ・ベック(Jeff Beck)のエレクトリック・ギターとクリス・ファーロウのヴォーカルをフィーチャーした「lonesome train」、タジ・マハール(Taj Mahal)がギターで参加した「lucille」と「shake, rattle and roll」もあります。