コンピ『音を操る、魔術師の秘密 ートッド・ラングレンをめぐる24の論考ー』発売

トッド・ラングレン（Todd Rundgren）の「全能」ぶりのルーツは、何処からやってきたのか？　その秘密を探るコンピレーション・アルバム『音を操る、魔術師の秘密 ートッド・ラングレンをめぐる24の論考ー』がクリンクレコードから10月27日発売。トッドのルーツとなったオリジナル曲や影響を与えたであろう楽曲にフォーカスし徹底分析。

■V.A.
『音を操る、魔術師の秘密 ートッド・ラングレンをめぐる24の論考ー』
V.A. The Secret of Sound Wizard - Roots of Todd Rundgren -
2023年10月27日(金)発売
ODR7317　JANコード4571534833175　税抜定価1,500円
CD 紙ジャケ

＜内容＞

誰からも愛されるメロディと先進性、その豊潤な源流を辿る冒険。
トッド・ラングレンの「全能」ぶりのルーツは、何処からやってきたのだろう。その秘密を探るのが、このコンピレーションのテーマだ。数あるキャリアの中から自身のルーツとなったオリジナル曲や影響を与えたであろう楽曲にフォーカスし徹底分析。ナッズからソロ作はもちろん、ユートピアや数々のプロデュース作まで、その隠し玉も含めバリエーションの広さと独自性の源に多角的にアプローチする。

遡上に登ったアーティスト達は、ロック・ソウル・SSW・オールディーズ・ジャズ界からと多岐に渡り、切れ味抜群の前半部を経て、M-8,9,10のスウィート・ソウル3連打、静謐なる名曲「Wailing Wall」に影響を与えたであろうローラ・ニーロのM-13を配した中盤の流れに歓喜。後半はトッド自身が自らの出自を明かした「Faithful」からの楽曲解釈はもちろん、終演に用意されたM-23,24とビートルズ愛にも満ち溢れた最高の1枚だ。（M-24は、CDでは貴重なステレオ音源で収録）

＊本作品はトッド・ラングレン自身の作品ではありません。
解説：丸芽志悟

＜収録情報＞
Part 1: Opened His Eyes
01. OVERTURE: MOUNTAINTOP AND SUNRISE / BERNARD HERMANN
02. MONEY / THE KINGSMEN
03. MESSIN’ WITH THE KID / TOMMY & THE RIVIERAS
04. KICKS / THE LIBRETTOS
05. THE NAZZ ARE BLUE / THE YARDBIRDS

Part 2: Sweet Soul for the Wizard
06. NEVER NEVER LAND / VINCE GUARALDI TRIO
07. TOOT, TOOT, TOOTSIE GOODBYE / BRENDA LEE
08. I’M SO PROUD / THE IMPRESSIONS
09. OOH BABY BABY / THE FIVE STAIRSTEPS
10. THE WIND / THE JESTERS
11. THE MONKEY / TIME MAJOR LANCE
12. COOL JERK / THE CAPITOLS
13. I NEVER MEANT TO HURT YOU / LAURA NYRO
14. LOVE UNREQUITED LORD CHANCELLOR’S NIGHTMARE SONG
/ THE D’OYLY CARTE OPERA COMPANY

PART 3: THE ROAD TO “FAITHFUL”
15. THE LOCO-MOTION / LITTLE EVA
16. 96 TEARS / ? & THE MYSTERIANS
17. ANYWAY, ANYHOW, ANYWHERE / THE WHO
18. GOOD VIBRATIONS / THE BEACH BOYS
19. RAIN / THE GANTS
20. IF 6 WAS 9 / THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
21. TIN SOLDIER / SMALL FACES
22. FOUR IN ONE / THELONIOUS MONK

ENCORE: REFACE THE MUSIC
23. ELEANOR RIGBY / THE STANDELLS
24. STRAWBERRY FIELDS FOREVER / THE BEATLES(US STEREO MIX)