牛もジャズが好き　ジャズ・バンドが牛の群れのために演奏を始めると野原を駆け下りてきて演奏を楽しむ　映像が話題に

牛もジャズが好き。あるジャズ・バンドは、ジャズ・フェスティバルに向かう途中、野原で草を食べている牛の群れと出会う。「牛にもジャズを聴かせよう」と思ったバンドは車から楽器を下ろして演奏をはじめると、牛の群れは野原を駆け下りてきてバンドに近づき、フリージャズの演奏を楽みました。映像が話題に。

ウッドベース奏者のカイサ・メンシヴは、サックス奏者のマックス・ゼンガーと彼女の夫でドラマーのジョー・ペリと共に、フィンランドで開催される＜Aland Sea Jazz Festiva＞に向かう途中、野原で楽しそう草を食べている牛の群れと出会います。トリオは牛のためにコンサートを行うことにしました。

カイサは当時のことをこう振り返っています。

「私たちは牛のそばを通っていて、車には楽器も積んでいた。その日はジャズ・フェスティバルで演奏する予定だったので、牛にもジャズを聴かせようと思ったのよ」

牛たちはトリオの演奏を楽しんだようで、トリオに近づき、牧場の端までやってきました。

「演奏を始めると、牛たちはみんな私たちに近づいてきたのよ。愉快なサプライズだった。彼らの反応が面白かったわ！　オリジナル曲も何曲か演奏しました」

牛たちはトリオが立ち去るまで15分ほど聴いていたという。