『レコード・コレクターズ』の人気連載を書籍化。『初盤道 究極のアナログレコード攻略ガイド』がDU BOOKSから9月22日発売。オリジナル盤の中でも最もマスター・テープに近い盤を“初盤”と名づけ、実際にレコードの現物を掘りながら確かめてみようというのが本書のテーマ。連載時にはモノクロだった図版を可能な限りカラーで掲載し、さらに書き下ろしを追加しています。
ページサンプルあり
■『初盤道 究極のアナログレコード攻略ガイド』
真保安一郎 (著)
ISBN 9784866472034
発売年月 2023年9月
版型 A5
ページ数 336ページ
製本 並製
<内容>
「レコード・コレクターズ」人気連載、待望の書籍化!
連載時にはモノクロだった図版を可能な限りカラーで掲載し、さらに書き下ろしを追加した決定版。
目の前のレコードを買うだけで キミは満足できるのか!?
アナログレコ―ドの復興で、最近、オリジナル盤の人気が高まっている。
そのオリジナル盤の中でも最もマスター・テープに近い盤を<初盤>と名づけ、実際にレコードの現物を掘りながら確かめてみようというのが本書のテーマである。
初盤道とは?
ジャケットの違い、レーベルの違い、出版社表記などのクレジット違いを元にオリジナルの初回盤を割り出し、果てはレコード盤の内周に刻まれているマトリクス・ナンバー等の情報から、プレス時期、 プレス工場、カッティング・エンジニアなどを解読して、マスターに近い鮮度の高いレコード盤=初盤を、(できれば安価で)追い求める、長く険しい道のこと。そして、この道の先には勝利も栄誉もなく、ただ浪費と悲喜劇があるのみ…かもしれない。
キャロル・キング『つづれおり』、ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』、マーヴィン・ゲイ『ホワッツ・ゴーイン・オン(愛のゆくえ)』…貴方が愛するあの名作の初盤はどれなのか?
その謎を徹底的に解き明かす、 最果てのアナログレコード・プレッシング・ガイド!
<登場する盤のアーティスト>
ザ・ビートルズ/レッド・ツェッペリン(書き下ろしも!)/ザ・ローリング・ストーンズ/ザ・フー/キンクス/ビーチ・ボーイズ/キャロル・キング/ジョニ・ミッチェル/ジョン・レノン/デイヴィッド・ボウイ/マーヴィン・ゲイ/ピンク・フロイド/ジミ・ヘンドリックス/TOTO/フリートウッド・マック/キッス/寺尾聰/矢沢永吉/ダムド/ザ・クラッシュ/バズコックス/アントニオ・カルロス・ジョビン/ジェフ・ベック/ドナルド・フェイゲン/ポリス/ジョイ・ディヴィジョンetc...
<著者について>
真保安一郎(しんぼ・やすいちろう)
1963年新潟生まれ。80年代から音楽の記事を書き始める。99年から紙ジャケ探検隊隊員。2017年から「レコード・コレクターズ」誌で『初盤道』を連載