スーパー・ファーリー・アニマルズの公式ドキュメンタリー映像『American Sasquatch』公開

スーパー・ファーリー・アニマルズ（Super Furry Animals）のオフィシャル・ドキュメンタリー映像『American Sasquatch』（約53分）がバンドのYouTubeチャンネルでオフィシャル公開されています。

以下、ドキュメンタリーの説明文より

「『American Sasquatch』は、典型的なツアー・ドキュメンタリーではない。スーパー・ファーリー・アニマルズを捉えた、生々しいゴンゾ・スタイル（※主観的な記述を特徴とするジャーナリズムのスタイルのひとつ）の映画である。監督はバンドの映写技師で受賞歴のあるディル・ゴーチで、このドキュメンタリーは、1台のカメラで2年間かけて撮影された。2002年から2004年にかけて行われたバンドのアメリカツアー、テレビ出演、レコーディング・セッションの様子を、インサイダー的な視点から紹介している。

ロード・クルーの目を通して描かれるこの映画には、伝説のギター技術者レス・モリソンらによる解説もある。ドキュメンタリー全体を通して、アメリカのファンへのボックスポップなインタビューや、SFAのキアン・キアランが巧みに作り上げたダイナミックなサウンド・デザインが見られる。このドキュメンタリーでは、Dead Meadow、フォー・テット、グランダディといった音楽仲間の姿を垣間見ることができるほか、1960年代のアイコンであるウェンディ・フラワー、ニューポートのラッパーであるゴールディー・ルッキン・チェインといった人物との出会いも紹介されている。リオデジャネイロでのライヴで演奏された“The Man Don't Give a Fuck”で締めくくられるこの映像は、バンドの進化、挑戦、そして勝利を明らかにしている。

『American Sasquatch』は、単なるツアー・フィルムではなく、スーパー・ファーリー・アニマルズの芸術の旅の核心に迫っている。およそ1時間で、彼らの仲間意識、成長、そして独特な音楽的融合を多角的に描き出し、熱心なファンにも新しいファンにも共感を得ている」