それは
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)が亡くなる1年前、2019年10月のことでした。エディは息子の
ウルフギャング(Wolfgang Van Halen)と共にトゥールのコンサート会場にいました。ある男がエディに歩み寄り、彼に写真をお願いする。エディは「いいよ」と答えるが、エディは勘違いしていました。その男はエディに一緒に写真を撮ってくれと頼んだのではなく、エディに写真を撮ってくれと頼んだのでした。この愉快なエピソードは当時も話題となりましたが、ウルフギャングは最近出演したクリス・ジェリコのポッドキャスト『Talk Is Jericho』のインタビューの中で、このエピソードについて、より詳しく話しています。当日の会場はロサンゼルスのステイプルズ・センターでした
「ライヴが終わって、ある男はステージをバックに写真を撮りたがっていた。彼は父さんのところに歩み寄って“写真を撮ってもらえますか?”みたいなことを言った。父さんは、“ああ、いいよ、写真を撮りたいんだな”と言った後、一人でステージの側に立っていたんだ。でも、彼はエディ・ヴァン・ヘイレンに一緒に写真を撮ってくれと頼んだのではなく、エディ・ヴァン・ヘイレンに写真を撮ってくれと頼んだんだよ。僕はこのとても面白いエピソードが大好きなんだ。父さんが誰だか知らないなんて、とは思わなかったよ。だって、父さんは、ただ父さんにしか見えなかったからね、もちろん彼が誰だかは分かっていなかっただろうけど、エディ・ヴァン・ヘイレンが写真を撮ったことを全く知らない彼は、とても面白かったよ」
ウルフギャングは当時の自身のSNSアカウントで、当時の写真を投稿していました。