Talking Heads - Stop Making Sense 40th anniversary 4K restoration ©1984 TALKING HEADS FILMS. ALL RIGHTS RESERVED
トーキング・ヘッズ(Talking Heads) のコンサート・フィルム『ストップ・メイキング・センス(Stop Making Sense)』で
デヴィッド・バーン(David Byrne) が着ているビッグ・スーツ。以前から、日本の能の装束にヒントを得たと言われていますが、トーキング・ヘッズの4人が21年ぶりに再結集した同映画のQ&Aセッションで、バーンは別の由来を明かしています。こちらも日本での出来事が由来です。
司会を務めたスパイク・リーはバーンにビッグ・スーツのアイデアはどこから来たのかと尋ねると、バーンはこう話しています。
「ツアーの合間のことだった。僕は“次は何をしよう?次はどうしよう?ステージで着る服を考え直そうかな ”と考えていた。ツアーが終わった後、日本で食事をしていたら、日本人のデザイナーが“デヴィッド、劇場ではすべてが現実よりも大きいんだ”と言っていた。彼が言っている“大きい”は、しぐさが大きいとか、大きな声で歌うとか、そういうことなんだけど、それで僕は“ああ、僕のスーツももっと大きくあるべきだ”と思ったんだよ」
トーキング・ヘッズのメンバーは以前、「あのツアーの直前に日本に行ったんだ。デヴィッドはいつも、あのスーツは日本の能の装束がもとになっていると言っていた。能の主役の装束は大きくて四角いから、その装束のスーツ版があのスーツなんだよ」と言っていました。
『ストップ・メイキング・センス』の4Kレストア版のプレミア上映とQ&Aセッションは現地時間9月11日に<トロント国際映画祭>にて行われました。4人が公の場で揃うのは2002年のロックの殿堂入り以来初めてです。詳しくは
こちら 。
3月には、この発表にあわせ、バーンがビッグ・スーツをクリーニング店から回収する予告映像が公開されていました
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