バズコックス　英ミュージック・ウォーク・オブ・フェイムの殿堂入り

バズコックス（Buzzcocks）は、英国の「ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム（The Music Walk of Fame）」の殿堂入りを果たしました。

アーティストたちの名前が刻まれたプレートが埋め込まれているハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」と同様に、この「ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム」も名前が刻まれたプレートが歩道に埋め込まれます。ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」は星形プレートですが、ロンドンのカムデンの「ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム」はレコード盤をイメージしたものとなっています。訪問者は、専用のAR（拡張現実）アプリを使うことで、そのプレートの人物の解説や映像などが利用できます。

これまでに「ミュージック・ウォーク・オブ・フェイム」の殿堂入りを果たしたのはデヴィッド・ボウイ、ザ・フー、マッドネス、エイミー・ワインハウスなど。

バズコックスの殿堂入りは、この45年間のポップ・カルチャーの中で、絶え間なく進化し続ける存在感でバンドが与えた驚異的なインパクトに敬意を表するものであり、特に惜しまれるピート・シェリーと、バンドの残る唯一のクラシック・ラインナップのメンバー、スティーヴ・ディグルの功績を称えたものです。

式典でスティーヴ・ディグルは、「カムデン・ウォーク・オブ・フェームの殿堂入りを果たすことができて、とても光栄です。カムデンは常に魔法のような音楽のインスピレーションを与えてくれる。バズコックスの音楽のように、2人は偉大な道を歩んできた」と語っています。