グレン・ヒューズ＆ロビン・ジョージ　幻のコラボ作が34年の月日を経て発売決定　実質的な再結成トラピーズ楽曲も

グレン・ヒューズ（Glenn Hughes）は1989年に、ロバート・プラントやフィル・ライノットらとの共演でも知られるロビン・ジョージ（Robin George）と共にレコーディングを行いました。残念ながら、アルバムは頓挫し、この録音は保管庫に眠っていました。それから約34年、長らく失われていたこのコラボレーションが日の目を見ることになり、アルバム『Overcome』として海外で11月24日に発売されます。

グレン・ヒューズとロビン・ジョージの出会いは、グレンが、ロビンとショーン・ハリスのアルバム『Notorious』のバッキング・ヴォーカルを務めたときで、ロビンとグレンは意気投合します。

コラボレーションはもともと、ロビン・ジョージのソロ・アルバムとしてスタートしたもので、その後、2人のコラボレーション・アルバム『Overcome』へと発展しました。

メジャー・レーベルとの契約が成立したものの、アルバムは頓挫し、この録音は保管庫に眠っていました。グレンはこのアルバムで絶好調で、メロディアスで時にファンキーな13曲のハード・ロックを披露しています。

収録曲の中には、グレンのトラピーズ（Trapeze）時代のバンドメイト3人、デイヴ・ホランド、メル・ギャレー、テリー・ローリーをフィーチャーした、実質的な再結成トラピーズによって録音された「Haunted」も収録されています。

今回のリリースにあわせて、オリジナル・テープからマスタリングされています。

■『Overcome』

1 Flying
2 Overcome
3 I Want
4 Haunted (featuring Trapeze’s Dave Holland, Mel Galley & Terry Rowley)
5 Number One
6 Sweet Revenge
7 The American Way
8 Machine
9 Steal My Heart
10 Things Have Gotta Change
11 Don’t Come Crying
12 Loving You
13 War Dance