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バイオハザードのビリー・グラツィアデイ、川で溺れた親友の息子と若い女性の命を救う

2023/09/05 15:03掲載
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Billy Graziadei (Image credit: Scott Dudelson/Getty Images)
Billy Graziadei (Image credit: Scott Dudelson/Getty Images)
米ハードコア・バンド、バイオハザード(Biohazard)のヴォーカル/ギタリストであるビリー・グラツィアデイ(Billy Graziadei)は先日、川で溺れた2人の命を救いました。その日の川は荒れており、親友の息子を飛び込んで助けた後、同じ川で溺れた若い女性を見つけて再び飛び込んで助けています。自身のSNSアカウントで当時の様子について書いています。

「親友の息子が今日、荒れ狂うカーン川を泳いで渡っているとき、俺を見て“助けて”と言った。俺はすぐに飛び込んで、一瞬のためらいもなく息子を川岸まで連れてきた。

川岸に戻り、まだアドレナリンが出続けているなか、川の真ん中に浮いている若い女の子が俺を見ていたので、俺は目を彼女にロックオンしたまま、水際まで走り、彼女に大丈夫かと叫んだ。彼女はすぐに“ノー!”と叫んだ。俺は潜って、できるだけ早く彼女のところまで泳いだ。飛び込む前に最後に見たのは、彼女の頭が水の中に沈むところだった。あんなに速く泳いだのは初めてだった。

彼女のところに着くと、俺の肩につかまって休んでもらいながら、俺はカーン川の渓谷を猛スピードで流れる狂気じみた流れを乗り切ろうとした。彼女はめまいがして泳げないと言った。俺はすぐに、川を渡るのは危険だと判断し、彼女を向こう側の川岸の安全な場所に連れて行き、彼女を休ませて、その間、彼女と俺の次の行動を見極めることにした。

俺たちが向こう側の川岸に着くと、俺は彼女を落ち着かせ、大丈夫だと安心させた。彼女は、同じボートでボーイフレンドと一緒に急流を下っているときに頭を打ったと言った。ボーイフレンドはどこにいるのかと尋ねると、彼女は俺たちの上にある岩棚を指差した。俺は彼に“大丈夫か”と尋ねると、彼は冷静さを失わず、“はい”と答えた。彼らは妙に消極的で、何もせず、そこに座って俺が彼のガールフレンドの命を救うのを黙って見ていた。彼はショックを受けていたのかもしれないが、おそらく俺とは世代が違うのだろうと思った。

俺は彼が無事であることを確認し、俺が彼のガールフレンドに気を配っている間に、彼は他の人と共にボートで川を渡った。俺は彼女に救命胴衣を着せてボートに乗せ、反対側の川岸まで無事に送り届け、地元の看護師の診断を受けさせた。この2つの状況が目の前で繰り広げられるのを目の当たりにし、集中できたことに感謝している」