ダイアー・ストレイツ(Dire Straits)の『Brothers in Arms』時代の“もう一人のギタリスト”として知られるジャック・ソンニ(Jack Sonni)が死去。ダイアー・ストレイツのSNSアカウントが発表。68歳でした。
かつてダイアー・ストレイツとツアーを共にしたミュージシャンらのグループ、ダイアー・ストレイツ・レガシーは8月29日に、ソンニが体調不良に苦しんでいたことを伝えていました。
ジャック・ソンニは1954年12月、ペンシルベニア州インディアナ生まれ。1970年代後半にニューヨークでLeisure Classというバンドで活動していた。1978年にダイアー・ストレイツのメンバーと知り合う。数年後、デヴィッド・ノップラーが脱退した後、彼はダイアー・ストレイツに参加することになり、80年代を代表するアルバムとなった世界的大ヒット・アルバム『Brothers in Arms』では「The Man's Too Strong」でギター・シンセサイザーを演奏した。アルバム後のツアーにも参加し、1985年7月13日に行われたチャリティーコンサート『ライヴエイド』にダイアー・ストレイツの一員として出演した。
ダイアー・ストレイツが1988年に解散すると、ソンニはマーケティング担当重役としてキャリアをスタートさせ、後にミュージシャン向けのデジタル・エレクトロニクスを製造するLine 6に入社。2001年から06年までは、Guitar Centerでマーケティング・コミュニケーション担当副社長を務めた。
後年はダイアー・ストレイツ・レガシーで演奏していた。