Metallica Whiskey - BLACKENED 72 SEASONS BATCH
メタリカ(Metallica)の最新アルバム『72 Seasons』は一般人が耳にする前にウイスキーが聴いていました。醸造に音楽を取り入れている彼らのオリジナル・ウイスキー『Blackened』の『72 Seasons』ヴァージョンのため、一般発売の数ヶ月前から『72 Seasons』の楽曲を聴かせていたそうです。
Blackened American Whiskeyの管理責任者ロブ・ディートリッヒは米ラジオ局Q104.3 New Yorkの番組でこう話しています。
「過去にも、彼らは(新曲が)事前にリークされてしまうというトラブルがあった。長年の信頼関係があったとしても、アルバムをリリースする準備が整う前に何もリークされなかったことに本当に感心していたと思う。」
以前の説明によると、ウイスキー『Blackened』はブランデーの黒樽で貯蔵され、低周波音に晒すことで、分子運動が活発になり、最終的にウイスキーとして仕上がります。バンドはこのウイスキーのために、低周波音を増強するサブウーファーを開発しているカリフォルニア州バークレーの音響メーカー、マイヤー・サウンドと協力し、音響的にウィスキーを美味しくする「ブラック・ノイズ」と呼ばれる製造工程を独占開発しています。
ディートリッヒによると、メタリカのエンジニアであるグレッグ・フィデルマンは、このウイスキーのために特別に作られた『72 Seasons』のミックスをウイスキー製造チームに提供したという。ディートリッヒは、こっそり聴こうとしたかもしれないと認めていますが「ブラック・ノイズ」の工程では、音楽から中音域と高音域をすべて取り除き、ブランデー樽の揺りかごで幼いウイスキーを揺らす低音域だけが残されるため、人間の耳にとってはそれほど楽しいミックスではないという。
オリジナル・ウイスキー『Blackened』の『72 Seasons』ヴァージョンは販売中です
■Blackened American Whiskey
https://blackenedwhiskey.com/products/