坂本龍一トリビュート・パフォーマンス・シリーズ『Sakamoto Blue Sky』　第1弾公開

坂本龍一トリビュート・ヴァーチャル・パフォーマンス・シリーズ『Sakamoto Blue Sky』がスタート。米マサチューセッツ大学の芸術センター、ファイン・アーツ・センターによる企画で、坂本龍一を知り、坂本から深い影響を受けたアーティストたちが、坂本の人生とレガシーに敬意を表して作曲したトリビュート曲を披露するオンライン・パフォーマンス・シリーズです。ファイン・アーツ・センターのパフォーミング・アーツ・キュレーターであり、アジアおよびアジア系アメリカ人芸術文化プログラムのディレクターであるマイケル・サカモトによるインタビューとともに公開されます。全5作品。

第1弾は、タイとスウェーデンにルーツを持つシンガーソングライター／プロデューサー／アーティストのシリンティップ（Sirintip）によるオリジナル曲「memories」。

シリンティップはこの曲について「遠い終末後の未来で、かつての美しく繁栄した地球の物語を語ることを仕事とする語り部の内省的で感情的な立場から作られた。しかし、あまりに長い時間が過ぎてしまったため、語り部は自分の知識に疑問を抱き、この時代を経験したことがあるのか、それともただの夢なのか、と考えている」と説明しています。

残りの作品は8月31日から毎週公開されます。手がけたのはKen Ueno、Molissa Fenley、Carl Stone、Paul D. Miller (aka DJ Spooky That Subliminal Kid)。

■Sirintip「memories」


■『Sakamoto Blue Sky』トレーラー映像