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元デュラン・デュランのアンディ・テイラー 33年ぶりのソロ・アルバムから新曲「Getting It Home」公開

2023/08/27 19:20掲載
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Andy Taylor
Andy Taylor
デュラン・デュラン(Duran Duran)の元メンバーで、前立腺がんと闘っていることを公表しているアンディ・テイラー(Andy Taylor)。33年ぶりのソロ・アルバム『Man's A Wolf To Man』から新曲「Getting It Home」公開



アルバムは海外で9月8日発売。ソロ・アルバムのリリースは1990年の『Dangerous』以来。

アンディは2019年に20年ぶりのソロ新曲「Love or Liberation」をリリースし、同年にBMGとレコード契約を締結しました。当初は2020年にリリースする予定でしたが、その後、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でリリースが遅れたため、アンディはアルバムを作り直す時間ができ、アルバムを再検討し、再構築しました。

2022年、彼は闘病中だった前立腺がんが末期であるとの知らせを受け、デュラン・デュランのメンバーとして「ロックの殿堂」の式典に参加することができなくなりましたが、しかし、このことはアンディとバンドの和解に直結し、彼は先駆的な治療により、当初考えていたよりも長生きできるだろうと楽観視しています。

このアルバムは、パンデミック・アルバムであり、癌のアルバムであり、世界情勢のアルバムでもありますが、それでも喜びと高揚に満ちた作品である、とプレスリリースは伝えています。

アンディはこのアルバムについて、こう話しています。

「このアルバムを書き始めたときは混沌の始まりで、2016年、2017年だった。『Man's A Wolf To Man』は、今となってはかなり適切だ。アメリカに住み、そこで子供を持ち、そこで素晴らしいキャリアを積んだ僕は、アメリカのことをよく知っている。そして、その崩壊や極端さを見ると、人々はあっという間に凶悪な敵になってしまったのかが分かる。

この『Man's A Wolf To Man』は、人間がいかに自分自身の最大の敵であり、敵対する他の人間に対して狼の群れのように振る舞うかを描いている。僕が書き始めたときに湧き上がってきたのは、仕返しについてだった。なぜ仕返しをしようとしてそんなに怒るのか?なぜ人は怒るのか?なぜ自分たちはもっとうまくやらないのか?僕は、人間的で、何か重要なこと、大事なことをテーマにした、今この瞬間のレコードを作ることに戻るつもりだったんだ」

以下は以前に公開された音源

「This Will Be Ours」
■『Man's A Wolf To Man』

1. Man's A Wolf To Man
2. Influential Blondes
3. Did It For You
4. Try To Get Even (feat. Tina Arena)
5. Reachin' Out To You
6. Getting It Home
7. The Last Straw
8. This Will Be Ours
9. Gotta Give (feat. Gary Stringer)
10. Big Trigger
11. Man's A Wolf To Man (Reprise)

■アンディ・テイラー 公式ショップサイト
https://andytaylor.tmstor.es/