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元ホワイトスネイクのバーニー・マースデン死去

2023/08/26 00:25掲載(Last Update:2023/08/26 00:53)
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Bernie Marsden
Bernie Marsden
ホワイトスネイク(Whitesnake)での活躍でも知られるギタリスト、バーニー・マースデン(Bernie Marsden)が死去。マースデンの公式SNSアカウントで家族が発表。72歳でした。

以下、家族の声明より

「家族を代表し、深い悲しみをもってバーニー・マースデンの訃報をお知らせします。バーニーは木曜日の夜、妻のフラン、娘のシャーロットとオリヴィアのそばで静かに息を引き取りました。
バーニーは最後まで音楽への情熱を失わず、新曲を書き、レコーディングしていました」



訃報を受け、ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)はSNSで追悼コメントを発表しています

「旧友であり、元スネークのバーニー・マースデンが亡くなったという恐ろしいニュースで目が覚めた。彼の愛する家族、友人、そしてファンの皆さんに心からお悔やみと祈りを捧げます。本当に面白くて才能に溢れた男で、彼と知り合い、ステージを共にできたことを光栄に思います」



バーニー・マースデンは1951年5月、英バッキンガム生まれ。10代から20代前半にかけて、いくつかのイギリスのロック・バンドで活躍した。70年代初期にUFOやコージー・パウエルズ・ハマーなどと短期間共演した後、ディープ・パープルのイアン・ペイスとジョン・ロードを擁するペイス・アシュトン&ロードに加入した。マースデンはバンドの唯一のスタジオ・アルバム『Malice in Wonderland』に参加した。

1977年、マースデンはホワイトスネイクのメンバーとなった。1982年の『Saints & Sinners』まで、彼らの最初の5枚のスタジオ・アルバムと1980年のライヴ・アルバム『Live ... in the Heart of the City』に参加した。ホワイトスネイクのヒット曲「Here I go Again」はデイヴィッド・カヴァデールとの共作曲である。

マースデンは『Saints & Sinners』の制作中にホワイトスネイクを脱退。金銭的なトラブルやレコーディング中のメンバー間の不和な中で制作された本作のリリース時には、既にカヴァーデイル以外のメンバーは全員解雇されていた。ホワイトスネイクはメンバーをリセットして再始動した。

マースデンはホワイトスネイク脱退後、自身のリーダーバンド、アラスカ(Alaska)を結成。後にはミッキー・ムーディとのザ・ムーディ・マースデン・バンドを組んだ。マースデンはまた、ソロ・アルバムをコンスタントにリリースした。マースデンが2014年にリリースしたアルバム『Shine』にはカヴァデールが参加していた。