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ポール・サイモンの新ドキュメンタリー映画『In Restless Dreams: The Music of Paul Simon』完成 9月に海外の映画祭でプレミア上映

2023/08/24 18:33掲載
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Paul Simon - photo by Mark Seliger
Paul Simon - photo by Mark Seliger
ポール・サイモン(Paul Simon)の新しいドキュメンタリー映画『In Restless Dreams: The Music of Paul Simon』が完成。9月9日に<トロント映画祭>で、9月14日からの<カムデン国際映画祭>でプレミア上映されます。

本作では、『Sounds of Silence』から『Graceland』まで、数え切れないほどの音楽的頂点を極めたポール・サイモンの60年にわたるキャリアを振り返りながら、最新アルバム『Seven Psalms』制作中のスタジオに密着しています。

監督は、受賞歴のあるドキュメンタリー映画監督アレックス・ギブニー(『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』『「闇」へ』『GONZO』『カジノ・ジャック』ほか)。

以下、<カムデン国際映画祭>の紹介文より

「81歳になったポール・サイモンは、今も新しい音楽を作ることに意欲的に取り組み、人生の山あり谷ありの日々を振り返っている。アカデミー賞を受賞した映画監督アレックス・ギブニーは、この決定的なフィルム・ポートレートで、現在と過去を見つめるアーティストを捉えている。

サイモンはギブニーをスタジオに招き、2023年のアルバム『Seven Psalms』の制作に取りかかる。彼が歌詞を試したり、新しいサウンドを探求したり、30年来の妻であるエディ・ブリケルとのデュエットを披露したりする様子を見ることができる。アルバムが完成するにつれ、サイモンは自身の60年にわたるキャリアについて口を開き、その一部は未公開のアーカイブ映像をふんだんに使って映像化されている。この映画は、幼なじみのアート・ガーファンクルとのクイーンズでのパートナーシップから始まり、多くの忘れがたい名曲を生み出した旅へと私たちを連れて行ってくれる。サイモンはその後、さらに長いソロ活動に移行し、その間、常に新しい曲作りの方法を模索していた。『Sounds of Silence』、『Bridge Over Troubled Water』、『Still Crazy After All These Years』、『Graceland』、『The Rhythm of the Saints』など、音楽のピークは枚挙にいとまがない。この映画でそれらを再確認できるのは何という喜びだろう。

タイトルにある『restless(※じっとしていられない)』という言葉が鍵だ。サイモンの人生は、恋愛、別れ、インスピレーション、挫折に満ちている。しかし、彼はいつも新しい曲を作るという魔法に戻ってくる」

以下は以前に公開されたアルバム『Seven Psalms』のトレーラー映像。これは『In Restless Dreams: The Music of Paul Simon』のトレーラーでもあります



https://tiff.net/events/in-restless-dreams-the-music-of-paul-simon