エアロスミス(Aerosmith)の2ndアルバム『Get Your Wings(邦題:飛べ!エアロスミス)』に収録されている「Train Kept a Rollin'」のオープニング・ソロ・ギターは、ジョー・ペリー(Joe Perry)ではなく、セッション・ギタリストのスティーヴ・ハンター(Steve Hunter)が演奏しています。ハンターはクレジットされていません。ハンターは、米Guitar World誌の新しいインタビューの中で、参加することになった経緯を話しています。
Q:「Train Kept a Rollin'」のオープニング・ソロを録音するために、エアロスミスのスタジオに入ることになった経緯は?
「絶対に知られたくなかったのは間違いない。問題は、アルバムは録音してしまったら、もう変更不可能であることなんだ。ライヴのように、悪い夜があっても良い夜で挽回できるようなものではない。アルバムは可能な限り良いものであることが重要であり、それが基本的に“Train Kept a Rollin'”を演奏するためにスタジオに呼ばれた理由なんだ。テイクを終えて翌日にミキシングを始める必要があったんだけど、“ジョーが壁にぶち当たっていた”と説明を受けたんだ」
Q:当時、ジョーはそのことに気づいていましたか?
「おそらく気づいていなかったと思う。でも、大したことじゃなかった。僕はスタジオで何百回もああいう壁にぶち当たっていたからね。ジョーの“Train Kept a Rollin'”の時もそうだったんだ。