スティーヴ・ヴァイ、アラン・ホールズワースと初めて会ったときのことを回想　何を学んだかを語る

近日公開予定というアラン・ホールズワース（Allan Holdsworth）のドキュメンタリーからのアウトテイクが公開され、スティーヴ・ヴァイ（Steve Vai）はホールズワースと初めて会ったときのことを振り返り、ホールズワースから何を学んだかを語っています。

ヴァイによると、ホールズワースがU.K.のツアーに参加していた1970年代後期に、マンハッタンのオーフィウム・シアターの楽屋の入り口で出会ったという。ヴァイはこう回想しています。

「どうしても彼に会いたくて、オーフィアム・シアターの裏口のあたりをぶらぶらしていたんだ。そこには誰もいなかった。何時間も何時間もブラブラしていたよ。

その後、車が停まってアラン・ホールズワースが降りてきた。彼はケースにギターを入れていた。路地には僕と彼しかいなかった。あまりに嬉しすぎてぼうっとしてしまった。彼だとは信じられなかったよ。

彼はとても親切で、とても優しかった。とても優しく話しかけてくれた。僕にどれほど影響を与えたのか知らないのにもかかわらずね。もし自分が有名になったり、誰かから尊敬されたりしたら、こんな人になりたいって思ったんだよ。そういう人間になろうとね。

気を配り、興味を持ち、心配し、ソフトに。全く横柄じゃない。彼は誰にでも気を配るだろう。僕は路地にいる18、19歳の子供だったんだ」

その後、ホールズワースはヴァイに住所を教え、ヴァイは彼に手紙を書きました。

「そして僕は彼のキャリアを追った。僕が20歳の時、アランは僕に自宅の住所を教えてくれたので、彼に手紙を書いた。彼は偽の1万ドル札の裏に返事を書いてくれた（笑）。モノポリーのお金か何かみたいだった。彼はとても美しい小さなメモを書いてくれた。今でも持っているよ」