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フィラデルフィア・ソウルを牽引したスタジオミュージシャン集団MFSBのリードギタリスト ボビー・イーライ死去

2023/08/18 16:56掲載
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Bobby Eli
Bobby Eli
フィラデルフィア・ソウルを牽引したスタジオ・ミュージシャン集団MFSBの創設メンバーであり、リード・ギタリストであったボビー・イーライ(Bobby Eli)が死去。妻のヴォニー・イーライの声明をThe National R&B Music Society Inc.がSNSで共有しています。77歳でした。

ボビー・イーライはフィラデルフィア出身。本名はEli Tatarsky。

イーライは、ミュージシャン、アレンジャー、作曲家、プロデューサーとして数多くのアーティストと仕事をした。その中には、ジャクソンズ、デヴィッド・ボウイ、ジェイ・Z、ホール・アンド・オーツ、パティ・ラベル、エルトン・ジョン、B.B.キング、ウィルソン・ピケット、ジョージ・クリントン、テンプテーションズ、カーティス・メイフィールなどが含まれる。

MFSBは“Mother Father Sister Brother”の略で、ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるシグマ・サウンド・スタジオを拠点とするスタジオ・ミュージシャンの集団だった。代表曲である「TSOP(The Sound of Philadelphia)」は米国の人気TV番組『ソウル・トレイン』のテーマ曲に採用され、ディスコ・サウンドの確立に貢献したと広く考えられている。

2006年、イーライはフィラデルフィアのレコーディング・スタジオ、グルーヴヤードをオープンし、後進の指導にあたっていた。