Ghost, photo by Johnny Perilla
スウェーデンの覆面メタルバンド、
GHOST。米国のあるコンサート会場はファンに対して「フェイスペイントや顔を覆うマスクをしている場合、入場を拒否する」と宣言したため、入場前に描いたフェイスペイントを落とすよう求められたGHOSTのファンとの間で混乱が生じました。公演後、会場側はこの方針に関する混乱を謝罪する声明を発表し、GHOST自身も「私たちは常に創造的な表現を奨励し、決してそれを抑圧することはありません」という声明を発表しています。
問題の公演は8月11日、ミズーリ州セントルイスのハリウッド・カジノ・アンフィシアターで行われました。
公演の2日前、ハリウッド・カジノ・アンフィシアターは彼らのSNSアカウントでファンに入場条件を出していました
「会場に入る際、または売店で商品を購入する際、顔を覆うフェイスペイントやマスクは禁止されています。フェイスペイントや顔を覆うマスクは、入場時および売店での商品購入時には使用できません」
言うまでもなく、これはGHOSTの典型的な熱狂的ファン層、特に公演の前に念入りに塗られたフェイスペイントを落とすように言われ、落とすまで入場できなかったファン層には不評でした。
あるファンはSNSに「私たちは止められ、私の娘はパパ(エメリトゥス)3世のメイクを落とすよう強制されました。娘は打ちのめされ、言葉では言い表せないほど困惑していた」と書き、また別のファンは「すべく変だった。口を拭けって言われたよ(笑)。でも、GHOSTを見逃すわけにはいかないから、拭いたよ」と書いています。
公演の後、会場側はこのポリシーにまつわる混乱を謝罪する声明を発表しました。
「昨夜の素晴らしいGHOSTのライヴに参加してくれた皆さん、ありがとうございました。私たちのスタッフを代表して、フェイスペイントの除去に関する誤ったコミュニケーションについて謝罪したいと思います」「これはGHOSTの指示ではありません。昨夜のライヴで問題を経験された方は、今後のショーのために改善できるよう、Hollywoodampstl@livenation.com までご連絡ください」
コメントではGHOSTのファンが「このような馬鹿げた会場ポリシーは他の国では聞いたことがない」「キッスのコンサートに行って、化粧をするなと言われることを想像してみて?どうなってるんだ?」などと書いています。