映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、1955年にタイムスリップした主人公のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が「ジョニー・B.グッド(Johnny B. Goode)」を演奏するシーンがあります。劇中では、それを聴いたマーヴィン・ベリーというギタリストが「新しい音楽を探していた」という従兄弟のチャック・ベリーに電話してマーティの演奏を聴かせています。チャック・ベリーは「ジョニー・B.グッド」を発売したのは作品の舞台から3年後の1958年でした。つまりチャック・ベリーは、未来からやってきたマーティの演奏を聴いてこの曲を着想した、というタイムパラドックスを絡めたジョークになっています。