セックス・ピストルズ/パブリック・イメージ・リミテッドの
ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン/John Lydon)は、パンクの発祥の地はイギリスだと主張。英The Sun紙のインタビューの中で、パンクがニューヨークから生まれたという考えを否定し、パティ・スミスがすべてを始めたというのは間違いだと語っています。
「アメリカのジャーナリストたちが、パンクの影響はすべてニューヨークから生まれたかのように言っているのを、俺は非常に多く耳にしてきた。それって、どうなんだろう? (イギリスのバンドである)スウィートの“Ballroom Blitz”とか、マッド(Mud)の“Tiger Feet”とかみたいなバンドがそうなんだよ!
T・レックス、デヴィッド・ボウイ、スレイド、モット・ザ・フープル、(センセーショナル)アレックス・ハーヴェイ・バンド......彼らの影響は絶大だった。なのに、彼らはそれをすべてなかったことにして、そのすべてをパティ・スミスに巻き付けようとしている。それはとても間違っている!」
ライドンはまた、ラモーンズの影響を認めてはいるものの、「でも、みんなお揃いでスタッズのついた革ジャンなんてナンセンスなものは好きじゃなかった。ラモーンズのせいだ!」とも話しています。