It's a Beautiful Day / It's a Beautiful Day
サマー・オブ・ラヴ時代を象徴する名曲「White Bird」などで知られる、サンフランシスコのサイケデリック・ロック・バンド、
イッツ・ア・ビューティフル・デイ(It's a Beautiful Day)。創設メンバーで、バンドを率いたヴァイオリニスト兼シンガーのデヴィッド・ラフレイム(David LaFlamme)が死去。姪のChantelle LaFlammeがSNSで発表。82歳でした。
「このグループの中に、イッツ・ア・ビューティフル・デイというバンドのデヴィッド・ラフレイム叔父さんのことを知っている人がいるかもしれないと思いました。彼は昨日亡くなりました。今、彼は天国のお母さんのために演奏しているでしょう」
死因などの詳細は報告されていませんが、ラフレイムは以前からパーキンソン病と闘っていました。
デヴィッド・ラフレイムは1941年5月、コネチカット州ニューブリテン生まれ。陸軍勤務を経てサンフランシスコに移る。イッツ・ア・ビューティフル・デイは1967年、デヴィッド・ラフラムがヴァイオリンを弾き、妻のリンダ・ラフレイムがキーボード、ヴォーカルのパティ・サントス、ギタリストのハル・ワグネット、ベーシストのミッチェル・ホルマン、ドラマーのヴァル・フェンツとともに結成。1969年、バンドの最高傑作と名高いセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースした。グレイトフル・デッドやジェファーソン・エアプレインのような成功には至らなかったが、当時の社会現象であったサマー・オブ・ラヴから登場したサンフランシスコのバンドの代表格のひとつとして根強い人気を誇る。バンドは1973年に一旦解散したが、その後新たなメンバーで再結成された。