コンサート・フォー・ジョージ © 2018 Oops Publishing, Limited Under exclusive license to Craft Recordings
2002年11月29日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、
ジョージ・ハリスン(George Harrison)のトリビュート・コンサート『コンサート・フォー・ジョージ(Concert For George)』。ジョージ生誕80周年記念上映(高音質・高画質のリマスター版)が拡大公開決定。現在公開中の12劇場に加え、全国40劇場を追加した計52劇場での公開が決定しています。
■追加劇場 情報
大好評につき上映劇場が全国に拡大中!
現在公開中の12館に、追加40劇場(以下記載)で今後の上映が決定しております。
東京 吉祥寺オデヲン 8/11(金)〜
神奈川 川崎アートセンター 9/9(土)〜
イオンシネマ海老名 10/27(金)〜
イオンシネマ座間 10/27(金)〜
埼玉 ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷 10/27(金)〜
イオンシネマ川口 10/27(金)〜
千葉 イオンシネマ千葉ニュータウン 10/27(金)〜
茨城 シネマサンライズ 9/22(金)〜
イオンシネマ守谷 10/27(金)〜
群馬 イオンシネマ高崎 10/27(金)〜
栃木 宇都宮ヒカリ座 10/6(金)〜
北海道 シネマ・トーラス 8/19(土)〜
イオンシネマ小樽 10/27(金)〜
山形 イオンシネマ天童 10/27(金)〜
岩手 中央映画劇場 順次公開
福島 まちポレいわき 9/1(金)〜
イオンシネマ福島 10/27(金)〜
宮城 チネ・ラヴィータ 9/15(金)〜
新潟 高田世界館 8/12(土)〜
シネ・ウインド 順次公開
石川 シネモンド 順次公開
長野 長野グランドシネマズ 9/8(金)〜
静岡 シネ・ギャラリー 9/22(金)〜
愛知 イオンシネマ名古屋茶屋10/27(金)〜
岐阜 CINEX 8/26(土)〜
三重 イオンシネマ東員 10/27(金)〜
兵庫 イオンシネマ三田ウッディタウン 10/27(金)〜
滋賀 イオンシネマ近江八幡10/27(金)〜
島根 松江東宝5 順次公開
広島 八丁座 8/18(金)〜
岡山 シネマ・クレール丸の内
和歌山 イオンシネマ和歌山 10/27(金)〜
徳島 ufotable cinema 9/22(金)〜
愛媛 イオンシネマ今治新都市 10/27(金)〜
香川 イオンシネマ東高松 10/27(金)〜
山口 イオンシネマ防府 10/27(金)〜
佐賀 シアター・シエマ 9/22(金)〜
宮崎 宮崎キネマ館 9/8(金)〜
大分 シネマ5 8/12(土)〜
沖縄 桜坂劇場 8/12(土)〜
全上映劇場:
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=cfg また藤本国彦、本秀康による 第2弾公開記念トーク・イベントのレポートが到着しています。第2弾公開記念トークイベントは8月3日(木)にTOHOシネマズ シャンテにて開催されました。
登壇ゲストはビートルズ研究家の藤本国彦氏と、ジョージ・ハリスンの大ファンとして知られ、本作にも描き下ろしのイラストを寄せてくださったイラストレーターの本秀康氏。本編が終わると満席の会場からは拍手が沸き、藤本氏と本氏の登場により会場は一気に暖かい空気に包まれました。
試写を含めて大スクリーンでの鑑賞は3回目になるというお二人、「大画面で観ると迫力満点で、ロイヤル・アルバート・ホールにいるような感じになるのがいいですね」(藤本氏)、「音が良くて、拍手の臨場感もあって、間違えて曲終わりに拍手をしそうになる位でした」(本氏)と音・映像ともにリマスターされた本作を映画館でご覧になっての感想からスタート。
「まず出演アーティストがいいですよね」と藤本氏が語ると、「ジョージを感じられるし、これだけの人が集まるだけでもすごいのに、自分の持ち歌を歌わず、ジョージの曲だけを歌うというのはなかなかないこと」と本氏。2002年のコンサートを見るチャンスがあったという本氏は、「ジョージが出ていないことがわかっていたので、行かなかったんですがバカなことをしたな〜」と会場の笑いを誘いました。
ポール・マッカートニー、リンゴ・スターという元ビートルズのメンバー2人が参加している本作に関して「このコンサートで珍しいのは、ポールが脇役になってるところ」と藤本氏が語ると、その後話題はポールを中心に。
「ポールがジョージの曲を歌っているだけで泣ける」という本氏に、「脇役に徹しながらも、その存在感、声は唯一無二、大物感というよりも安心感を感じる」という藤本氏、続けて「癒し系かな?珍しく“慈愛”という言葉がポールに似合っていますね」と、再び会場の笑いを誘う場面も。
ポールとクラプトンが二人でハモる所が感動的(本氏)という「サムシング」に関しては、ポールのウクレレ弾き語りからスタートし、途中からバンド演奏に変わっていくアレンジに関して、このコンサートをきっかけにポールが自身のコンサートに取り入れた、というエピソードが藤本氏から語られました。
また、1971年の「バングラディシュ・コンサート」、1974年の北米ツアー、1987年のプリンス・トラスト、1991年の来日公演と数少ないジョージのソロ公演で歌われてきた「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」に関して「ジョージの公演では、ジョージの曲だと思って聞いていたんですけれど、ここでは『ホワイト・アルバム』に入っているビートルズの曲に聞こえるんですよ。ポールの頭のピアノだけでこんなに変わるのかと思う」と本氏が話すと、「その通りですね。リンゴもいますしね。ポールのピアノに加えて、クラプトンがレコードと同じソロを弾いているのも泣けますよね」と藤本氏もコメント、深く頷かれていました。
「インド音楽の厳かな感じが追悼コンサートにふさわしいし、モンティ・パイソンの笑いが入っているのもすごいし、超大物が集まってロックを演奏するというのも素晴らしい。すごく練られたたようで、ジョージがやってきたことを全部入れただけなんですよね。それですごくいい追悼コンサートになるっていうのがすごいですよね」本氏が語ると、「出しゃばる人がいないのもジョージらしくていいですね」と藤本氏。
他にも、ビートルズ、そしてジョージ・ハリスンに精通するお二人からときに笑いを交えた様々なエピソードが語られ、会場からの大きな拍手とともに30分のトークショーは終了となりました。
ジョージ・ハリスンを敬愛する豪華アーティストが一堂に介し、ジョージの残した名曲を演奏して追悼を捧げる本作。58歳という若さでなくなったジョージとほぼ同世代の出演アーティスト達の、ジョージへの思いが一つになり、まるで会場にジョージがいるような感覚が感動を呼ぶ本作、ぜひ劇場でご体験ください。
■映画作品概要
作品名: 『コンサート・フォー・ジョージ』
収録:2002年11月29日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール
上映時間: 約102分
TOHOシネマズ シャンテほか 絶賛公開中
監督:デヴィッド・リーランド
製作:レイ・クーパー、オリヴィア・ハリスン、ジョン・ケイメン
製作総指揮:オリヴィア・ハリスン、ブライアン・ロイランス
音楽監督:エリック・クラプトン
コンサート・オーディオ・プロデュース:ジェフ・リン
撮影監督:クリス・メンゲス
編集:クレア・ファーガソン
出演:エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、リンゴ・スター、ジョー・ブラウン、サム・ブラウン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、レイ・クーパー、アヌーシュカ・シャンカール、ラヴィ・シャンカール、モンティ・パイソン with トム・ハンクス
制作年:2003年/2022年 制作国:アメリカ/イギリス
オフィシャル・サイト:
https://www.culture-ville.jp/concertforgeorge
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