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『ロジャー・ラビット』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作 映画編集者のアーサー・シュミット死去

2023/08/08 09:02掲載
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Arthur Schmidt, photo by Kevin Winter/Getty Images
Arthur Schmidt, photo by Kevin Winter/Getty Images
ロバート・ゼメキス監督作品への参加で知られ、『ロジャー・ラビット』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー編集賞を受賞した、映画編集者のアーサー・シュミット(Arthur Schmidt)が死去。米Varietyによると、8月5日にサンタバーバラの自宅で亡くなりました。86歳でした。

アーサー・シュミットはロサンゼルス出身。父親は同じく映画編集者のアーサー・P・シュミットであり、『サンセット大通り』での仕事ぶりを見て自分も映画編集者を目指すようになったという。

映画監督ロバー・ゼメキスとの長年のパートナーシップは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の編集を担当したことから始まる。シュミットは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作のほか、『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『キャスト・アウェイ』、『ロジャー・ラビット』など、計10作品を共に手がけた。『ロジャー・ラビット』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではアカデミー編集賞を受賞した。

シュミットが手掛けたその他の著名作品には、『ジョーズ2』、『歌え!ロレッタ愛のために』、『ラスト・オブ・モヒカン、『永遠に美しく…』、『アダムス・ファミリー2』『コンタクト』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』などがある