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エディ・ヴァン・ヘイレンの息子 「ヴァン・ヘイレンはもう存在しない。もう前に進む時だ」「自分はもうトリビュートを果たした」

2023/08/04 17:14掲載(Last Update:2023/08/05 00:57)
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Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
Wolfgang Van Halen & Eddie Van Halen
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)をトリビュート・コンサートで讃えるという話はこれまでにもありましたが、今のところ何も実現していません。エディの息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(Wolfgang Van Halen)はThe Messengerの新しいインタビューの中でファンがトリビュート・コンサートを熱望し続ける理由は理解できるとしながらも、もう前に進む時だと話しています。また2022年にテイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートに参加したことで、すでに父親のトリビュートを果たしたと感じているとも語っています。

「それは愛からであり、父の作曲と演奏が世界中でどれだけの人々に感動を与えたかということ。でも、人生はハッピーエンドで終わるようには書かれているわけではなく、最悪なこともある。僕が父のいない人生をどう生きるかを考えなければならないなら、人々はヴァン・ヘイレンのいない人生をどう生きるかを考えなければならないと思う。もう、それはあり得ないから。父はここにいないし、ヴァン・ヘイレンはもう存在しない。音楽とレガシーはそこにあるし、僕はここにいて、父のギターやアンプの会社のようなものを通して、それを押し進め、あらゆる方法で手助けをするつもりだよ」

ウルフギャングは2022年にテイラー・ホーキンスのトリビュート・コンサートに参加し、ヴァン・ヘイレンの名曲を何曲か演奏しました。

「デイヴ・グロールがテイラー・ホーキンスのトリビュートでやり遂げたことと比べると、フー・ファイターズはとてもフレンドリーで、それを成し遂げようとするメンバー間の敵意はあまりなかった。ヴァン・ヘイレンとは正反対だ。80年代のバンドだけかもしれないけど、80年代のバンドは、嫌な奴であることがクールだったところがある。でも、うまくいかないこともあるし、トリビュート・コンサートもそのひとつなんだ。

(トリビュート・コンサートのパフォーマンスは)明らかにテイラーに敬意を表する機会であり、同時に父に敬意を表する機会でもあった。ヴァン・ヘイレンとは関係のない奴が紛れ込むようなでたらめなこととは無縁に、自分自身でその瞬間を迎え、それをやり遂げることができた。別れを惜しむことなく、そのことに終止符を打つことができたと思う、絶対的なことは言いたくないけど、当分の間、ヴァン・ヘイレンは僕の関心事ではないんだ」