Wacken Open Air 2023 - Lemmy Tribute
モーターヘッド(Motörhead) のマネージャーは「レミーが世界中のお気に入りの場所に眠ることができる」ように
レミー・キルミスター(Lemmy Kilmister) の遺灰の一部を世界中に納める活動を行っています。その活動の一環として、遺灰の一部がドイツのメタル・フェスティバル<Wacken Open Air>の会場に設けられた永代供養塔に納められました。同フェスではトリビュート・パフォーマンスも行われ、演奏中には数百機のドローンが夜空をキャンパスにレミーを描いています。ファン撮影の映像あり。
なお、レミーは生前、自分の遺灰をいくつかの弾丸に入れて親しい友人たちに贈ってほしいと言っていました。ロブ・ハルフォードやマイケル・モンローなどが受け取ったことを明らかにしています。
以下、<Wacken Open Air>の公式レポートより
「2016年にこの世を去ったにもかかわらず、イアン“レミー”キルミスターの不朽の存在とレガシーは、まさに“Larger Than Life(伝説的、英雄的)”という言葉を体現している。レミーが世界中のお気に入りの場所に眠ることを確実にするために捧げられた継続的な活動が行われているのだ。
2023年8月2日、伝説的で不滅のイアン“レミー”キルミスターの遺灰は、(ドイツ北部のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州)ヴァッケンの有名なヴァッケン・フェスティバルに祀られた。
ドイツは、<レミー・フォーエヴァー>の一環として、彼の人生、レガシー、そして世界で最も重要な芸術的文化人としての不屈の存在であり続けることを称える週末の祭典を開催した。8月2日午後1時からの祝賀パレードには、レミーのバンドメイトであるフィル・キャンベルとミッキー・ディーも参加し、レミーの遺灰はヴァッケンの永代供養塔に納められた。これにより、ヴァッケンを訪れるファンは、レミーのレガシーと彼の永遠の人気を祝う場所を常に持つことになった。レミーは究極の庶民の男、つまり、自分以外の条件で人生を生きることを拒否し、すべての人を歓迎し、愚かさを許さず、勇気と信念と素晴らしいユーモアのセンスを持って生きた男である(同時に、地球上で最も偉大なベーシストの一人でもある)。<レミー・フォーエヴァー>の祭典によって、その地位をさらに確固たるものにすることだろう。フェスティバルの期間中、友人たちや出演バンドと一緒にレミーに乾杯する機会が何度もあるだろう。
マネージャーのトッド・シンガーマンはこう言っている。
“ヴァッケンはレミーの大切な故郷のひとつであり、彼がこの地に永遠に居場所を得たことを嬉しく思います。彼は民衆の中の人間であり、それゆえに世界中の多くの場所で“生きていた”。私たちの目的は、彼が世界中のすべての“家”で永眠できるようにすることであり、世界中のファンがレミーに敬意を表し、レミーの絶えることのないレガシーと影響力を称えることができる場所を身近に持てるようにすることなのです”」
●レミーの遺灰の一部を入れた遺灰入れを持つミッキー・ディー
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