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TOTOのスティーヴ・ルカサー、20年前に日本人に売ったギターを後悔

2023/08/03 20:12掲載
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Steve Lukather
Steve Lukather
TOTOスティーヴ・ルカサー(Steve Lukather)は、売ったことを後悔しているギターとして、20年前に日本人に5万ドルで売ったという、1958年製のギブソン・ゴールドトップを挙げています。

Guitar World誌のインタビューの中で、「買って後悔したことがあるギターはありますか?」という質問に対してルカサーは「売って後悔したギター」について話しています。

「もっと気に入ると思ったものとか、もっと使いたいと思ったものとかを買ったことはあるけど、その場合は売るか残すかだ。売ったことを後悔している話はいくつかある。58年製のゴールドトップを売ってしまったんだ。数千ドルで買ったんだけど、ある人から5万ドルで買うと言われた。20年前の話だけど、娘が大学に行くところだったんだ。そのギターとの歴史を考えずに“まあ、長い間弾いていないから”と思ってしまった。結局、そのギターを5万ドルで日本人に売って、娘の大学の面倒を1年間見たんだ」

ルカサーは続いて、1960年製のギブソン・レスポールも売りそうになったというエピソードを語っています。

「その後、ジミー・ペイジのようなネックの細い1960年製レスポールを手に入れた。気に入っていたんだけど、59年製のBurstの音には遠く及ばなかった。20年くらい弾いていなかった。20年も弾かなかったら、処分してもいいと思ったんだ。買った値段も売る値段もまあまあだったんだけど、“なんでこれを売るんだろう?”と思って、結局、売るのをやめたんだよ」