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アンドリュー・リッジリー、ワム!の再結成を検討したことがあるのか語る

2023/08/02 20:35掲載
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Wham! ©Tony McGee
Wham! ©Tony McGee
ワム!(Wham!)アンドリュー・リッジリー(Andrew Ridgeley)は、ワム!の再結成を検討したことがあるのかについて、Vultureの新しいインタビューの中で話しています。

Q:解散後、ワム!の復活に最も近づいたときは?

「実際、彼と僕はその後何度か共演した。1991年にはロック・イン・リオで一緒に演奏した。でも、僕たちは、解散してワム!を終わらせたから、再結成の誘惑に断固として抵抗した。彼の芸術的な運命はワム!を超えたところにあった。ワム!が彼に曲作りの幅を狭めていたことは、かなり早い段階で理解していた。ワム!が設定したパラメーターの中では、彼はアーティストとして完全に成長することはできなかったんだ。ワム!は僕たちの青春の象徴だった。若さの活力、経験、バイタリティ、高揚感に満ちたものだった。23歳の僕たちはもう子供ではなかった。青年になっていた。1982年頃の彼の写真を見ると、彼はまったく目立たず、飾り気のない子供だ。でも1986年の最後のコンサートでウェンブリー・スタジアムにいる彼を見ると、まるで神のように見える。変身が完了したんだ。彼はジョージ・マイケルになったんだよ。

ワム!は、僕たちの青春を時間的かつ非物理的に表現するもので、僕たちと一緒に進むことはできなかった。ワム!を中年に引きずり込むことはできなかった。ワム!を引きずって60歳で“Young Guns (Go for It!)”のパフォーマンスをするわけにはいかなかった。うまくいくはずがない。

もちろん、僕たち2人にも、したいという欲求はあった。お金というより、一緒にステージに立つのが楽しかったから、彼は時々、僕を共演に誘ってくれた。でも、それはワム!としてではなかった。他の人たちはワム!として見たかもしれないけど、公式なものでは決してなかった。ワム!はそんなことはしない、それは暗黙のルールになっていた。一度だけ話し合ったことがある。“僕たちは再結成せず、ワム!として再び登場することはない”とね。だって、それはワム!のすべてを裏切ることになるからね。そういう形でプロデュースされることはなかった。だから、再結成の話は出なかった。再結成を打診されたこともなかったと思う。でも、ひょっとしたらあったのかもしれない。ただ単に興味がなかっただけかもしれない」