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ダフト・パンク「Face to Face」で使用された数々のサンプリングのソースを共作者トッド・エドワーズが明かす

2023/07/28 20:16掲載
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Daft Punk / Discovery [Japan]
Daft Punk / Discovery [Japan]
ダフト・パンク(Daft Punk)の2001年アルバム『Discovery』の収録曲「Face to Face」で使用された数々のサンプリングのソースを、この曲をダフト・パンクと共に手がけたトッド・エドワーズ(Todd Edwards)が明らかにしています。このセッションで実際に使用したオリジナル・フロッピーディスクを掘り出し、SNSに投稿した映像の中でファンに紹介しています。

ダフト・パンクの熱心なファンやサンプル・ハンターたちは、過去20年間、『Discovery』に収録された多くのサンプリングのソースを熱心に探していましたが、その中でも特にサンプルベースの「Face to Face」は熱く議論されてきました。

エドワーズはこの曲の制作に重要な役割を果たし、「Face to Face」の共同プロデュース、共同作曲、歌唱を担当しました。エドワーズは最近、SNSに投稿した映像の中で、この曲に使われたサンプリングについてファンに語っています。

「ダフト・パンクのアルバム『Discovery』では、フォーク・ミュージックやソフトロックを使用した1曲を除いて、彼らが使ったサンプルのほとんどはディスコやR&Bのものだったんだ。サンプルのほとんどが僕のサンプル・ライブラリーからのものだったんだよ」

エドワーズの回想によると、ダフト・パンクとこの曲に取り組んだ日、彼とデュオの両方が、エドワーズのAKAI S6000サンプラーを使って、それぞれ70のサンプルをZIPディスクに録音したという。

エドワーズは映像の中で、エドワーズが『Discovery』セッションで実際に使用したオリジナル・ディスクをロードし、「Face to Face」で使用した多くのサンプルを再生しています。

エドワーズはまた、TikTokライブ配信で、フロッピーディスクのサンプル・コレクションをさらに時間をかけて再生し、エレクトリック・ライト・オーケストラ、ドゥービー・ブラザーズ、アラン・パーソンズ・プロジェクト、エマーソン、レイク&パーマーなどのカットを公開しています。

エドワーズはまた「Face to Face」のメイン・ドラム・ループの由来についても語っています。「これはまだ誰も知らないんだ。このドラム・ループがどこから来たのか、みんなそれぞれの説を持っている。僕もどこから来たのかもわからないんだ」。エドワーズはオリジナルのドラムループを演奏する前に「シックのトラックだという説を唱えていた人がいたけれど、これがそうなんだ」と話しています。

■「Face to Face」ミュージックビデオ


■トッド・エドワーズ解説


■トッド・エドワーズ TikTokライブ配信のアーカイブ