ポール・マッカートニー　「なぜ両親はポールと呼んだの？」「逆立ちのやり方」「ビーチボーイズの曲でセロリを演奏？」「ライヴ前のルーティンは？」等を回答

ポール・マッカートニー（Paul McCartney）がファンからの質問に答える、自身の公式サイトの企画「You Gave Me The Answer」。 10周年を迎えた記念として、これまでの120以上のQ＆Aの中から、選りすぐりの質問＆回答をポールの公式サイトが厳選しています。

「なぜ両親はポールと呼んだのか？」「逆立ちのやり方」「ビーチ・ボーイズの曲でセロリを演奏しているのは本当？」「ジムでは何を聴いているの？」「ライヴ前のルーティンは？」「紅茶をどのように飲むの？」

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PaulMcCartney.com：あなたの名前はジェイムズ・ポールですが、なぜご両親はあなたのことをジェイムズ、ジム、ジミーではなくポールと呼んだのですか？

「不思議な話だよね！　ジェイムズ・マッカートニー宛ての手紙が家に届くと、それが父（ジェイムズ・マッカートニー）なのか僕（ジェイムズ・マッカートニー）なのかわからなくなるからだと言われた。僕の弟（ピーター・マイケル・マッカートニー aka マイク・マクギア）のこともマイケルと呼ぶようになっていた。混乱するようなピーターは家にはいなかったのにね！　だから結局、アイリッシュだからだと思うようになったんだ！　全然わからないよ！　僕の母親はアイルランド人だったんだけど......よくわからないけど、もしかしたら昔からセカンドネームで呼ぶ習慣があるのかもしれない。誰も僕のことを　ジェイムズなんて呼ばなかった、いつもポールだった！」

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PaulMcCartney.com： 逆立ちができると聞きました。ファンが知らないような自慢の特技はありますか？また、逆立ちのことは本当ですか？

「そうだよ、見せてあげるよ！今日、ジムでもうやったから...。（ポールが逆立ちをする）　イェー！ビデオに撮って、逆さまになって歌ってみようかとよく考えていたよ！」

PaulMcCartney.com： すごいですね！

「昔覚えたんだ」

PaulMcCartney.com：逆立ちを見せてくれてありがとうございます。熱心にヨガをする人でも、逆立ちをマスターしていない人がいるんですよ。

「やり方を教えてあげるよ。両手を合わせて指を組む。その時、肘と手が三角形になるようにする。そこに頭を入れて、支点（てのひら）の場所に到達するまでゆっくりと歩いていく。そこから、頭と三角形の位置を思い出しながら、しゃがんで体をまっすぐにするんだ」

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PaulMcCartney.com：あなたがビーチ・ボーイズの曲でセロリのスティックを「演奏」したという話を聞いたことがあります。それは本当ですか？

「ああ、本当だよ！当時はワイルドでクレイジーな時代で、誘われたからスタジオに行ったんだ。僕は大ファンだから、そこに座って彼らのレコーディングを見るのは楽しいだろうと思ったんだよ。そうしたらブライアン（ウィルソン）が来て“ポール、お願いがあるんだけど、何かレコーディングしてくれないかな”と言ったので、僕は“なんてこった！すごいな”と思ったんだ。ああ神様、ビーチ・ボーイズのレコードか何かで歌うことになるんだ！　僕はちょっと怖くなって“当たって砕けろだ”と思ったんだ。それから彼らから“君にやってほしいのは、あそこに行って、ただむしゃむしゃ食べることなんだ！”と言われた...まあ、それならできる！　誰かがセロリをムシャムシャ食べているのが聞こえたら、それが僕なんだよ！」

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PaulMcCartney.com： ジムでは何を聴いているんですか？

「ワオ！　あのね、何年も前にキャピトル・レコードがビートルズのメンバーに贈った古いジュークボックスがたまたまジムのエリアにあるんだよ。だから、昔のレコード、チャック・ベリーのロックンロール、エディ・コクランの「Something Else」、リトル・リチャードの「Tutti Frutti」などを聴いているんだ！本当に大好きなんだ」

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PaulMcCartney.com： ライヴ前のルーティンや儀式はありますか？

「うん、だいたいね。僕はいつもライヴの1時間前に呼ばれるんだけど、その間にやることがあるんだ。塩水でうがいをして、歯を磨き、着る服を決めて、それからお湯を入れる中国のシロップのようなものを飲むんだ。喉にいいらしいんだけど、ライヴの前に僕がコップを持っている写真を見たことがある人は、それが入っているんだよ。（キーボード奏者の）ウィックスの妻マーゴットが何年も前に教えてくれたんだ。

それを飲んだ後、座って、必要だと思えば（いつもそうなんだけど！）ちょっとメイクをする。その後、ライヴの15分ほど前に準備が完全に整ったら、バンドと一緒になって、ちょっとしたウォーミングアップをする。“Let It Be”を少し、“Hey Jude”を少しね。それから、ツアー・マネージャーのフィルに呼ばれて、ステージの袖に行き、みんなで集まって自信を高めるための円陣を組むんだ。

僕が出て行く直前、ギター・テックが僕のベースとピックを渡してくれる。僕たちはいつも手を叩いている。僕は彼が僕の手を叩くよりも強く叩くようにしているし、最近ではもちろん新型コロナウイルスの予防措置のためにゴム手袋をしている。そしてまた呼ばれ、ステージに上がるんだ。長いルーティンだよね」

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PaulMcCartney.com： この質問はTwitterの“Teatlemania”から来たものです。紅茶をどのように飲んでいますか？

「どうやって紅茶を飲むかって？　僕は紅茶に豆乳と砂糖を入れて飲むんだ。本当にやんちゃな気分の時は、砂糖1個半...わかってるよ、僕はギリギリのところで生きてるんだ！

おかしなことに、僕はあまり紅茶を飲まないんだけど、スタジオではこういうことが儀式になる。皆もオフィスで飲んでいるのを見たことがあるだろう。紅茶を飲みながらベーグルを食べるんだ。紅茶を飲むのはその時だけ。大きなランチはいらないから、ベーグルと紅茶だけでいいんだ。そして、そうだね、僕はこう考えている。豆乳と砂糖1つ」