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2025年に40周年を迎える<ライヴエイド> 発起人のひとりミッジ・ユーロがアニヴァーサリー企画について「十分あり得る」と語る

2023/07/26 17:18掲載
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20世紀最大のチャリティーコンサート<ライヴエイド>は2025年に40周年を迎えます。ボブ・ゲルドフとともにライヴエイドの発起人となった、ウルトラヴォックス(Ultravox)ミッジ・ユーロ(Midge Ure)は新しいインタビューの中で、アニヴァーサリーを記念して何かが起こる可能性について「十分あり得る」と話しています。

ユーロは、Greatest Hits Radioのインタビューの中でこう話しています。

「数年後に何か(アニヴァーサリーを記念して)起こるだろうか? かなり可能性が高いけど、コンサートやレコードではないかもしれないし、違う形になるかもしれない。ニーズはまだあるし、それはなくならないだろうね。

僕は言ってきたし、ボブも言ってきた。需要があるんだったら、毎年やれたら素晴らしいじゃないか、と。今、地球上では多くの問題が起きていて、今日のトップにいるアーティストたちが同じようなことをやってくれたら素晴らしいけど、音楽がかつてのような力を失ってしまったかもしれないので、実現しないのだと思う。

1984年、1985年当時は、音楽が最も大切なものだった。携帯電話もインターネットもなかったし、(ライヴ中に撮影するために)スマホが常に顔に張り付いているわけでもなかった。でも当時は、音楽はすべてがパワフルで、アーティストたちが集まって誰かを助けるというアイデアは見られなかったし、チャリティーのために何かをするというのも目新しかった。

自分がそれに(ライヴエイドに発起人として)参加していたにもかかわらず、心のどこかでは、実現するのかどうか疑っていた。あまりにも大きく、あまりにも巨大で、テクノロジーができることや、できるはずのことをはるかに超えて推し進めていた。世界中からの衛星中継、海を挟んだ2つのコンサート......控えめに言っても恐ろしいことだった。(当日は)ヘリコプターでウェンブリーに到着し、何千、何万の人々に囲まれたウェンブリー・スタジアムの上空を飛んだ。その瞬間に、僕たちが話していたことが単なる空想ではなかったことに気づいたんだ」