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キッスのポール・スタンレー、お気に入りのAC/DCアルバムについて語る

2023/07/24 20:52掲載
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Paul Stanley (Image: c Jeff Kravitz/FilmMagic - Getty)
Paul Stanley (Image: c Jeff Kravitz/FilmMagic - Getty)
キッス(KISS)ポール・スタンレー(Paul Stanley)は、英Classic Rock誌の「AC/DC 50周年記念号」にて、自身のお気に入りのAC/DCアルバムについて語っています。彼のお気に入りは『Back In Black』。

「ブライアン・ジョンソンがAC/DCに加入した時、僕もみんなと同じように、それがバンドにどのような影響を与えるのか、そしてボン・スコットとのケミストリーにどのような影響を与えるのか、興味津々だった。

彼らが『Back In Black』で作り上げたものは、まさに記念碑的なものだった。“Hells Bells”から始まるあのアルバムは、ブラック・サバスを初めて聴いたときのような衝撃を受けた。“なんてこった”って感じだった。『Back In Black』では、バンドのサウンドはある程度洗練されていた。彼らはこれまでやってきたことを土台にして前進していた。初期の頃のような飾り気のない硬質さは、このドライヴ感溢れるサウンドに取って代わられた。でも、それはとても素晴らしかった。失ったものよりも得たものの方が大きいと思ったよ」

『Back In Black』を聴く前からスタンレーはすでにAC/DCの大ファンで、数年前にロサンゼルスで彼らのパフォーマンスを観ていました。

「AC/DCは本物だし、初めて見たときからそう思っていた。LAのウィスキー・ア・ゴー・ゴーで、70年代半ばに観た。彼らはとても硬質で、アドレナリンのレベルが異常だった。アンガスがステージで費やしていたエネルギーの量には驚かされたよ」。