無名時代の井上陽水に注目した音楽評論家・富澤一誠と陽水はなぜ袂を分かち、富澤は『俺の井上陽水』を封印したのか? デビュー以前からの陽水、70~80年代「フォーク」「ニューミュージック」「シティポップス」の舞台裏に迫る。書籍『最強の井上陽水:陽水伝説と富澤一誠』は言視舎から8月2日発売予定
■『最強の井上陽水:陽水伝説と富澤一誠』
著者:辻堂 真理
発売日:2023年08月02日頃
本体価格:2000円
ISBN:978-4-86565-248-2
判型:四六判・並製
<内容>
彼はなぜ『俺の井上陽水』を封印したのか?
70年代、無名時代の陽水に注目し、大ブレイクを予言した音楽評論家がいた。フォーク批評のさきがけ、「ニューミュージック」の名付け親でもある若き日の富澤一誠である。
音楽シーンを並走してきた二人は、なぜ袂を分かつことになったのか。デビュー以前から陽水の動向をあらためて見直し、70~80年代「フォーク」「ニューミュージック」「シティポップス」の舞台裏に迫る。アーティストと評論家という異例な関係を通して、音楽状況の核心をつく。
陽水の楽曲世界を徹底的に分析。読めば必ず聴きたくなる画期的な批評を実現。
FM新潟で20年を超える長寿番組、フォークの魂を称揚する「週刊アコギ倶楽部」推薦。
<目次>
プロローグ それぞれの決着
第1章 彷徨
第2章 邂逅
第3章 ライバル
第4章 陽水旋風
第5章 ミリオンセラー
第6章 不協和音
第7章 神々の黄昏
第8章 袂別
終章 覚めない夢
<著者プロフィール>
ノンフィクション作家、放送作家。数多くのTV番組を手掛ける。
著書『コックリさんの父中岡俊哉のオカルト人生』『麻布十番街角物語』『音楽でメシが食えるか?』他。
『相模経済新聞』にエッセーを連載中。