バッド・ブレインズ(Bad Brains)のフロントマン、
HRことポール・ハドソン(Paul “HR” Hudson)は近年、SUNCT症候群(結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作)という稀な頭痛に悩まされており、痛みによって演奏が不可能になったため、最近のソロ・ツアーをキャンセルしなければなりませんでした。米ローリング・ストーン誌の新しいインタビューの中で、今も続く健康上の闘いについて話しています。
HRはSUNCT症候群を2014年から患っており、2017年には手術を受けましたが、その手術は「中程度の成功にとどまった」という。頭痛は約1年後にゆっくりと戻ってきたと書かれています。
HRは「数分おきに脳を刺すような鋭い痛みが2、3時間続く」と明かし、痛みは治まったり再発したりするため、ほとんどの日をベッドで過ごしているという。
記事によると、手術後は金銭的な問題も抱えており、また最近のツアーキャンセルがそれをさらに悪化させたという。
HRは「今やれることは、ゆっくり休養をとること。他の外科医と一緒になって、自分に何ができるかを考え、調査して、解決する必要がある」と述べています。
HRの妻であるロリ・カーンズは、ツアー中止による損失を回復するために、サイトGofundmeにてクラウドファンディング・キャンペーンを行っています。彼女はまた、Tシャツなど他の資金調達のアイデアも近日中に発表する予定だと語っています。
HRは可能な限り音楽活動を続けており、最近では311のニック・ヘクサムをフィーチャーしたシングル「Everything You Do」をリリースしています
■Gofundme内 HRページ
https://www.gofundme.com/f/hrs-headache-hardship-support-fund