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リンゴ・スターが「偉大」である理由 ジョー・ウォルシュ/マイク・キャンベル/リーランド・スカラーら語る

2023/07/08 21:36掲載
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Ringo Starr
Ringo Starr
リンゴ・スター(Ringo Starr)が「偉大」である理由を、リンゴのバースデー・イベント<Peace & Love>に出席したジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)ベンモント・テンチ(Benmont Tench)マイク・キャンベル(Mike Campbell)リーランド・スカラー(Leland Sklar)ジム・ケルトナー(Jim Keltner)デニー・シーウェル(Denny Seiwell)が語っています。Goldmine Magazine企画。

■ジョー・ウォルシュ

「リンゴのドラミングで一番好きなものを選ぶのは難しいね。でも、リンゴが今までやった中で一番好きなドラミングを絞るとしたら、アルバム『Abbey Road』に収録されているビートルズの曲“The End”だね。彼はあの曲の最後にドラムソロをやっている。彼がドラムソロをやるのが好きではないことは知っているよ。あのソロは16小節、もしかしたらもっと長いかもしれない。彼が挑戦したそれは奥深いものがある」

■ベンモント・テンチ(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)

「リンゴのドラミングの中でも際立っているのは、“Twist & Shout”、“No Reply”、“A Day In the Life”、“I Am The Walrus”、“Flying”。とにかくたくさんある。彼はクリエイティブだし、ものすごくスイングする! 信じられないようなスイングをするんだ。偉大なドラマーなしにインパクトを与えたバンドはない。セックス・ピストルズのドラマーも素晴らしかったし(ポール・クック)、ザ・クラッシュのドラマー、トッパー・ヘドンは信じられないほどだった。エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのピート・トーマスも素晴らしい。チャーリー・ワッツ、ミック・フリートウッド、スタンリー(リンチ)も素晴らしいし、(スティーヴ)フェローンも素晴らしい。本当にインパクトのあるバンドには素晴らしいドラマーがいる。リンゴは素晴らしい。彼のフィーリング、スイング、選択、(あえて)演奏しないことを忘れないこと。彼はシンガーの声に耳を傾けているんだ」

■マイク・キャンベル(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)

「リンゴの生き様には感銘を受けているよ。彼はとても生き生きとしていて幸せそうだ。みんなの期待通りの人だよ。僕のお気に入りのドラム・トラックは、生意気かもしれないけど、一緒にやったばかりの“Miss Jean”という曲。僕が持っていた古いトラックに彼がオーバーダビングしてくれたんだけど、信じられないようなプレイをしてくれた。彼のレコードのための曲なんだ。彼はEPを出すんだけど、曲が欲しくて、僕がこの古い曲を持っていたので、彼がドラムを叩いて、そのドラムの上で演奏したんだ。この曲にはリンゴのフレーズが全部入っている。デモテープがあったから持っていったら、彼がそれを使ってくれて、それをもとに作業をしたんだ。信じられないくらい素晴らしかったよ。本当にうまくいった」

■リーランド・スカラー(レジェンド・セッション・ベーシスト)

「彼はとても自然。出てくるのはリンゴ。彼は自分自身を定義している。彼がこれまでにやってきたことすべてが好きだ。少し前に彼と一緒に演奏する機会を得たことをとても幸運に思っている。彼はベーシストにとって夢のような存在。ドラマーとしての彼を最もよく表している曲を1曲選ぶのは本当に難しい。ベーシストとして、僕は彼に注目したし、彼が演奏したものはすべて大好きなんだ。彼は象徴的で、特別な存在だよ」

■ジム・ケルトナー(レジェンド・セッション・ドラマー)

「彼が僕の人生にいてくたことに感謝している。彼はいつも僕のアイドルだった。彼の個々のパフォーマンスに関しては、どのパフォーマンスも際立っている。彼のソウルフルさが彼をとても偉大にしている。彼が世界の特殊な場所に生まれたという事実は、彼が成長する過程で多くの気概を必要とした。彼が赤ん坊の頃、戦争があり、リバプールでは爆撃を受けていた。リンゴはとてもソウルフルな若者で、今日83歳の若さだ」

■デニー・シーウェル(ウイングス)

「リンゴがこれほど偉大なドラマーである理由とは?それは簡単だよ。彼の曲が全部好きなのは、彼が演奏しているから」