2020年10月に亡くなった
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen) は、映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(2020年公開)への出演を望んでいたものの、映画の撮影時期にはすでに病気で体調が悪かったため実現しませんでした。同映画の主演のひとりが新しいインタビューの中で明らかにしています。
『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』は、ロックスターにあこがれるビルとテッド(キアヌ・リーブスとアレックス・ウィンター)が時空を超えた冒険を繰り広げるSFコメディ映画の第3弾。
このシリーズでビル・プレストンを演じたアレックス・ウィンターは、ダレン・パルトロウィッツの『Paltrocast』に出演した際、こう話しています。
「エディには毎回毎回、映画に出演するように頼んだんだけど、どの映画にも“ノー”と言われたんだ。3作目のときは、これはちょっとほろ苦い逸話なんだけど、最終的にはデイヴ・グロールの場面(ビルとテッドが知らず知らずにデイヴ・グロールの家を訪れるシーン、グロールは本人役で出演)になったけど、もともとは(エディ)ヴァン・ヘイレンの家に行くはずだったんだ。
エディのところに行って“3作目に出てくれませんか?”と言ったら、彼は“そうだね、これならやっていただろうな”と言ってくれた。でも、その時点で彼は死が近づいていた。もうかなり具合が悪かったんだ。死が近づいているとは言わなかったけど、“具合が悪くて無理だ。でも、これらの映画には本当に感謝しているよ。みんな大好きなんだ。もし病気でなかったら、絶対にニューオーリンズまで来て、君たちと一緒に撮影したいよ”と言ってくれたんだよ」
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