ジョージ・マイケル(George Michael)が愛し、晩年を過ごした村に、彼を称える銅像が建てられることになりました。記念碑を建てる計画は、5年前に彼の遺族によって地元の議会に提出されましたが、住民の一部から「スズメバチの巣を刺激する危険性があるため」と反対されていたという。英The Sun紙によると、5年の歳月を経て、銅像を建てることを許可されたそうです。
場所はイングランド・オックスフォードシャー州ゴーリング=オン=テムズで、ジョージは2016年のクリスマスに、この村のコテージで53歳で亡くなりました。
ある関係者は同紙にこう話しています。
「ようやく許可が下りて、みんな感激しています。もうすぐ作業が始まります。
(彫刻家の)ローラ(リアン)は友人からジョージの(遺産を管理する)エステートを紹介され、(エステートの人たちは)デヴィッド・ボウイやジョン・レノンのフィギュアなど、彼女のこれまでの作品をとても気に入っていました。いつの日か、ゴーリングで銅像をお披露目できることをみんな楽しみにしています。
ジョージは17年間そこで静かな生活を送り、そこを愛していました」
同紙によると、この村で暮らす3,200人の住民の中には、仕事を引退した裕福な人々も多く含まれており、議員らは住民の一部に「抵抗」があると話していました。申請書が最初に提出されたとき、議員のキャサリン・ホールは「スズメバチの巣をかき乱す危険性があるので、基本的に同意することには消極的です」と述べていました。
ジョージの死後、何千人ものファンがゴーリングに集まり、彼の家に続く小道には、花や、ろうそく、思い出の品で溢れかえっていました。毎年多くの人々がこの記念日に戻ってきています。