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ドキュメンタリー映画『音響ハウス Melody-Go-Round』テレビ初放送決定 BSフジで8月6日

2023/07/03 20:14掲載(Last Update:2023/07/30 18:40)
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音響ハウス Melody-Go-Round (C)2019 株式会社 音響ハウス
音響ハウス Melody-Go-Round (C)2019 株式会社 音響ハウス
坂本龍一、松任谷由実、矢野顕子、佐野元春らが愛するレコーディングスタジオ、45年の歳月。「CITY-POP」の総本山として近年再注目を集めているレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー映画『音響ハウス Melody-Go-Round』が、音響ハウス創立50周年を記念して、BSフジにてテレビ初放送決定。8月6日(日)に放送されます。さらに劇場再上映も決定。2023年9月下旬に渋谷ユーロスペースにて行われる予定です

■『音響ハウス Melody-Go-Round』

●テレビ初放送
BSフジ 2023年8月6日(日) 12:00~14:00

●劇場再上映
2023年9月下旬  渋谷ユーロスペースにて

映画『音響ハウス Melody-Go-Round』は、1974年の創業から錚々たる顔ぶれのアーティスト達から絶大なる信頼を集めるレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。

老舗の名スタジオ・音響ハウスは1974年12月に東京・銀座で創業し、一昨年45周年を迎えた。その記録映像の企画から始まったこの映画は、2020年秋に劇場公開され、世代を問わず生粋の音楽好きたちや業界内外の人々に大好評を博した。

本作で音響ハウスとの出会いや思い入れ、楽曲の誕生秘話を語るのは、YMO時代からこのスタジオで試行錯誤を繰り返してきた坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら、誰もが知る著名・多彩なアーティストたち。さらに当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラが向けられ、1970年から1980年代にかけて勃興した音楽ジャンル「CITY-POP」がどのように形作られたのかにも迫る。 なかでも、制作秘話とともに紹介される忌野清志郎と坂本龍一がコラボした「い・け・な・いルージュマジック」については垂涎の内容。

またこの映画は、音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わらない。ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らゆかりのミュージシャンによるコラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。撮影当時若干13歳の期待の女性シンガー・HANAが楽曲に歌声を吹き込んだとき、45年の歴史を持つスタジオだからこそのマジックと奇跡が起こるその瞬間を、実際に収めている。日本トップクラスの音のプロフェッショナル達が織りなしていくスタジオでの実作業、通常は垣間見ることのできない貴重な時間。録音・サウンド好きや、これから音楽業界を志す人達にも必見の作品だ。

錚々たるアーティストたちに愛され続けるスタジオ、音響ハウス。そこにある「音楽の幸せ」。是非この映画で入手して欲しい。

<出演者>※登場順
佐橋佳幸、飯尾芳史、高橋幸宏、井上鑑、滝瀬茂、坂本龍一、
関口直人、矢野顕子、吉江一男、渡辺秀文、沖祐市、川上つよし、
佐野元春、David Lee Roth、綾戸智恵、下河辺晴三、松任谷正隆、
松任谷由実、山崎聖次、葉加瀬太郎、村田陽一、本田雅人、
山本拓夫、牧村憲一、田中信一、オノセイゲン、鈴木慶一、
大貫妙子、HANA、笹路正徳、山室久男、山根恒二、
中里正男、遠藤誠、河野恵実、須田淳也、尾崎紀身、石井亘
<スタッフ>
監督:相原裕美
エグゼクティブプロデューサー:高根護康
プロデューサー:尾崎紀身
撮影:北島元朗
編集:宇野寿信
サウンドデザイナー:山田克之
テクニカルディレクター:新木進
ラインプロデューサー:小瀧陽介
製作:音響ハウス

*2020年キネマ旬報ベスト・テン 文化映画部門第5位作品

番組ページ
https://www.bsfuji.tv/onkyou/pub/index.html


予告映像