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ドライヴ・ライク・ジェフのフロントマン リック・フラバーグ死去

2023/07/02 21:14掲載
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Rick Froberg, photo by Gaelle Beri/Redfern
Rick Froberg, photo by Gaelle Beri/Redfern
影響力のある米ポスト・ハードコア・バンド、ドライヴ・ライク・ジェフ(ドライヴ・ライク・ジーヒュー/Drive Like Jehu)のフロントマンとして知られるシンガー/ギタリスト/ビジュアル・アーティストのリック・フラバーグ(Rick Froberg)が死去。彼の友人で長年のコラボレーターであったジョン・レイスがSNSにて、フラバーグが6月30日に急逝したことを伝えています。55歳でした。

レイスは「彼のアートは人生をより良いものにした。彼がアートやロックンロール以上に愛していたのは友人たちだった。彼の創造性、ビジョン、そしてこの世界に美をもたらす能力は永遠に記憶されるだろう。愛しているよ、リック。残りの人生、君がいなくて寂しいよ」とも投稿しています。

フラバーグとレイスは、1980年代後半にポスト・ハードコア・バンド、ピッチフォークで初めて手を組んだ。その後、ドライヴ・ライク・ジェフを結成した。

バンドは4年間活動し、1994年にメジャー・デビュー作『Yank Crime』をリリースした直後に解散したが、ハードコアのエモへの進化に多大な影響を与えた。レイスはロケット・フロム・ザ・クリプトで活動を続ける一方、1999年にフラバーグとバンド、ホット・スネイクスを結成した。2000年から2004年にかけて、ホット・スネイクスは『Suicide Violence』と『Audit in Progress』を含む3枚のアルバムをリリースした。

2014年、フラバーグとレイスはドライヴ・ライク・ジェフを再結成し、2015年のコーチェラへの出演を含む一連のライブ・パフォーマンスを行った。

フラバーグは才能あるビジュアル・アーティストでもあり、自身のバンドだけでなく、ロケット・フロム・ザ・クリプトやスワミ・レコードのアートワークも手がけていた。