ジョニ・ミッチェルとチャカ・カーンはかつて一緒に「食い逃げ」未遂をしたことがある　2人が逸話語る

ジョニ・ミッチェル（Joni Mitchell）とチャカ・カーン（Chaka Khan）が対談。2人がかつて一緒に「食い逃げ」未遂をしたエピソードを語っています。カーンが代金を支払わずに逃げることを提案、ミッチェルは一緒に逃げたあと、戻って代金を支払ったという。

2人は『Interview』誌の企画で対談しました。その中で、ロサンゼルスのレストランで一緒に食事をして、「食い逃げ」したときの話しもしています。

ミッチェル：
「食い逃げの話をしましょうか？」

カーン：
「ああ、困った(笑) 。 笑える話よ」

ミッチェル：
「チャカと私は（ロサンゼルスの）メルローズ（アベニュー）にあるイタリアン・レストランの地下にいました。夕方の早い時間で、5時とかそんな感じでした。チャカは飲んでいた。私も飲んでいた。私が料理を注文すると、チャカがウェイターにドイツ語で話しかけていた。二人はドイツ語で会話していた。そして突然、彼女が私に“ジョニ、立ち上がって”と言った。私は“どうして？”と言うと、彼女は“立ち上がって”と言った。それで私が立ち上がると、彼女はドアに向かって走っていった。私も彼女の後を追った。私たち以外に客はいなかった。私たちはドアに駆け抜け、通りを横切った。ドイツ語を話すウェイターが通りに出てきて、代金を支払わずに逃げた私たちに向かって手を振っていた」

カーン：
「ワインをたくさん飲んだから、結構な金額だった（笑）」

ミッチェル：
「ワインをたくさん飲んだからね。そのあと、“チャカ、戻って勘定を払ってくるよ”と言ったのよ」