Paul Simon - photo by Mark Seliger
ポール・サイモン(Paul Simon)は今年5月、左耳の聴力をほとんど失ってしまったと、Sunday Times紙のインタビューの中で公表。米CBSニュースの新しいインタビューでサイモンは「左耳の聴力を失い始めたのは2年半前くらい。今現在、聴力は8%だと思う」と話しています。難聴はライヴ演奏に影響を及ぼしていますが、曲を書くことには影響を及ぼしていないという。「最近書き始めたばかりで、2曲書いたよ」とも話しています。
サイモンはCBSニュースのインタビューの中で、聴力をほとんど失ってしまったことについて、こう話しています。
「動揺している。ギターを弾いたり、曲を書いたりするのに十分な聴力はまだある。でも、5、6人のミュージシャンと一緒に演奏できるほどには聴こえない。それでもいいのかもしれない。そこから学べることがあるかもしれない」
「それが何なのか確かめなければならない。少ないことを受け入れること、それが人生だよ。みんなは、もっとひどい目に遭っている。僕もほとんど同じように感じている。つまり、それについては幸せではないんだ」
サイモンは創作活動を諦めてはいないと話しています。
「最近書き始めたばかりで、2曲書いたよ。書いて歌える限り、自分のためであってもレコードを作るよ」