Billy Gibbons and Jeff Beck
ZZトップ(ZZ Top)の
ビリー・ギボンズ(Billy F Gibbons)は、
ジェフ・ベック(Jeff Beck)と書いた未完の曲「チョコレート・ミートボール」について英Classic Rock誌のインタビューの中で語っています。またZZトップの新アルバムについても話しています。
Q:ジェフ・ベックについてのお気に入りの逸話はありますか?
「昨年11月にジェフと一緒に演奏した。ジェフはチョコホリック(※チョコレートが異常に好きな人)で、食料品の買い物に出かけたとき、素敵なギリガン・ギボンズ(※ビリーの妻)が箱入りのチョコレート・モルトボール(MaltBalls ※一口サイズのチョコレートボール)を見つけて、ジェフのために買ったんだけど、ジェフはそれをチョコレート・ミートボール(MeatBalls)と間違えたんだ。俺たちは大笑いして、“チョコレート・ミートボール”という曲を作ろうと提案した。半分くらいできたよ。君のおかげで、完成させる必要があることを思い出したよ。たぶん今夜、マットとオースティンと一緒にスタジオでやるよ」
Q:2年前、あなたはZZトップの新しいアルバムについて「かなり準備ができている」と言っていましたね。
「まだ沸点に達していないかって? ああ、実は今、完成に値する曲を見直しているところなんだ。(2021年に亡くなった)ダスティ(ヒル)はそのうちのいくつかに参加しているし、エルウッド(フランシス/バンドのギターテックで、ヒル没後は代役を務める)も参加している。興味深いのは、2人が一緒に3、4曲に参加していることで、2人は互角にやっているんだ。唯一わかる違いは、ダスティは指で演奏していて、少し暖かみのあるサウンドだということかな」
Q:今年リリースされる可能性はありますか?
「そうしたいけど、レーナード・スキナードとの夏の(アメリカ)ツアーを含め、たくさんのツアーが予定されている。(ゲイリー)ロッシントンが亡くなったばかりだけど、彼らは続行する準備ができている。これはゲイリーへのトリビュートとなるだろうね」
https://www.loudersound.com/