映画『ブレードランナー』やアニメ『∀ガンダム』などで知られるビジュアル・フューチャリスト/インダストリアルデザイナーの巨匠
シド・ミード(Syd Mead)。生誕90周年を記念したトークイベント『SYD MEAD生誕祭 –世界的クリエイター達の未来トーク–』が7月18日(火)に東京・池袋 Mixalive TOKYO B2Fで開催されます。出演はミードデザインに刺激を受けた荒牧伸志、石井大輔、上国料勇、河森正治、三宅陽一郎で、「シドミ―ドが残したものを検証し、90年後の未来をシド・ミードの作品とともにリハーサルする。」をテーマにトークイベントを実施します。
以下インフォメーションより
株式会社スカイフォール(代表:植田益朗)は、工業デザイナーの巨匠シド・ミード氏の生誕90周年を記念した、1日限りの特別企画『SYD MEAD生誕祭 –世界的クリエイター達の未来トーク–』を開催いたします。ミードデザインに刺激を受けた映像業界の第一人者たちが集い、「シドミ―ドが残したものを検証し、90年後の未来をシド・ミードの作品とともにリハーサルする。」のトークテーマで語り尽くしながら、シド・ミード氏の生誕90年をお祝いいたします。
また「シド・ミード展ショップ( https://goods.eplus.jp/sydmead )」では、今回の生誕祭を記念してキャンペーンの開催も決定いたしました!
シド・ミード氏は、アニメ『∀ガンダム』や、映画『スター・トレック』『トロン』『ブレードランナー』などで知られ、2019年12月30日に逝去した世界に冠たるインダストリアルデザイナーです。幸いなことに2019年春、彼の代表作が一堂に会する展覧会「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」を東京で開催し、多数のお客様に生の原画をご覧いただくことができました。
■ミードデザインに刺激を受けた映像業界の第一人者たちが登壇
生誕90年を記念した本イベントでは、ミードデザインに刺激を受けた世界的なクリエイターの荒牧伸志さん、石井大輔さん、上国料勇さん、河森正治さん、三宅 陽一郎さん(モデレーター)をお迎えし、「シドミ―ドが残したものを検証し、90年後の未来をシド・ミードの作品とともにリハーサルする。」をテーマに、スペシャルなトークイベントを実施いたします。くれぐれもお見逃しなく!
●荒牧伸志
1960年生まれ。福岡県出身。大学在学中に手がけた自主制作アニメがきっかけとなり、1982年よりアニメーション、玩具などのメカニックデザイナーとして活動を開始。TVアニメ『機構創世記モスピーダ』(1983〜1984)やOVA『メガゾーン23』シリーズ(1985〜1989)のメカニカルデザインを担当。OVA『メタルスキンパニック MADOX-01』(1988)で監督デビュー。続く『メガゾーン 23 PART III』(1989)でも監督を務める。これらの作品では、監督とメカニックデザインの両方を担当しており、このスタイルは後年の監督作品でも継続することとなる。2004年には、トゥーンシェーディングとモーションキャプチャを使ったフル3DCGアニメ『APPLESEED』を監督。その画期的な表現は、国内だけでなく海外でも話題となった。2007年には、その続編『EX MACHINA』を発表。2010年にはデジタル映像製作スタジオSOLA DIGITAL ARTS Inc. をプロデューサーのジョセフ・チョウと創業。最近の監督作品には『Starship Troopers Invasion』(2012)、『Space Pirates Captain Harlock』(2013)、『APPLESEED ALPHA』(2014)、『ULTRAMAN』(2019-2023、神山健治と共同監督)、『Ghost in the Shell_SAC 2045』(2020-2022、神山健治と共同監督)、『Blade Runner Black Lotus』(2021、神山健治と共同監督)などがある。
●石井大輔
1992年ソニー入社。ハンディカム、ウォークマン® 、AIBO「ERS-7」などのプロダクトデザインを担当。2度の英国赴任を経て、AIロボティクス、モビリティ、ドローンなどの新規領域や、R&D、コーポレートブランディング等幅広い領域のID/UIUX/CDを含む統合的なクリエイティブディレクションを担う。2021年よりセンター長に就任。2016/2021 iF Award 審査員(ドイツ)、2019/2022 DFA Award審査員(香港)、2023 グッドデザイン賞 審査員、2022-23ミラノ工科大学客員教授。
●上国料 勇
アートディレクター、イラストレーター、コンセプトアーティスト、画家。
1999年株式会社スクウェアに入社。『ファイナルファンタジー10』(2001)にコンセプトアーティストとして参加。『ファイナルファンタジー12』(2006)で自身初となるアートディレクターを務める。以降『ファイナルファンタジー13』(2016)、『The 3rdBirthday、ファイナルファンタジー13-2』(2016)、『ライトニングリターンズファイナルファンタジー XIII』(2016)、『ファイナルファンタジー15』(2016)等のタイトルでアートディレクターを歴任。
2017年に株式会社スクウェア・エニックス退社。同年株式会社フルスクラッチ設立。その後京都に移り住み、大徳寺真珠庵にて襖絵『Purus Terae』(2018)制作。任天堂『ペーパーマリオオリガミキング』(2020)のアートディレクター。2020年、新正酒造『No.6』(2020)十周年記念酒のボトルデザイン制作。2021年、自身アニメ制作初参加となる『竜とそばかすの姫』(2021)でコンセプトアーティストとして参加。
●河森正治
アニメーション監督、企画、原作、脚本、映像・舞台演出、メカニックデザイナー等を手がけるビジョンクリエーター。
慶応義塾大学在学中に原作者の一人として携わったTVアニメーション『超時空要塞マクロス』、そこに登場する三段変形メカ、『バルキリー』のデザインも担当。劇場作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』で23歳の若さで監督に抜擢される。『マクロス』シリーズ以外にも『地球少女アルジュナ』、『アクエリオン』シリーズ、メカニックデザイナーとして、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』、『攻殻機動隊』、『サイバーフォーミュラ』、『アーマード・コア』、ソニーのエンターテインメントロボット“AIBO”『ERS-220』、日産デュアリスCMメカ『パワード・スーツ デュアリス』、ソニースマートウォッチ『wena』のデザインをするなど幅広く活動。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では、テーマ事業「シグネチャーパビリオン」のプロデューサーの一人に就任。
●三宅 陽一郎/モデレーター
ゲームAI開発者。博士(工学)。東京大学生産技術研究所特任教授、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学先端科学技術センター客員上級研究員。日本デジタルゲーム学会理事、人工知能学会編集委員会副委員長・シニア編集委員、情報処理学会ゲーム情報学研究会運営委員。『大規模デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装』にて2020年度人工知能学会論文賞を受賞。著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS)、『ボードゲームでわかる! コンピュータと人工知能のしくみ』(東京書籍)など多数。
●植田益朗/司会
『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』『銀河漂流バイファム』『シティハンター』などアニメ業界で数々のヒット作を手がけたアニメプロデューサー。 サンライズ退社後、フリーラナンスを経てアニプレックス立ち上げ時に制作統括として参画。その後A-1 Pictures社長、アニプレックス社長・会長を歴任。現在は株式会社スカイフォール代表取締役。
■開催概要
『SYD MEAD生誕祭 –世界的クリエイター達の未来トーク–』
開催日:2023年7月18日(火)18時30分~20時30分
場所:池袋 Mixalive TOKYO B2F「Hall Mixa」(東京都豊島区東池袋1丁目14-3)
※取材等の撮影がはいる可能性がございます。
料金:6月24日(土)12時より各種チケット発売開始
イベントURL:
https://sydmead.skyfall.me/ ※イベントの最新情報は上記URLにて更新される予定です。
主催:株式会社スカイフォール
協力:講談社、Syd Mead, Inc.
■チケット販売情報
2023年6月24日(土)12時開始
イープラス:
https://eplus.jp/sydmead_0718/※各チケットごとに先着順となり、売り切れ次第終了となります。
●特典付きチケットA(最前列):6,500円(税込7,150円)
特典:メモリアルトートバック、メモリアルクリアファイル
●特典付きチケットB:6,000円(税込6,600円)
特典:メモリアルT-シャツ(M/XL/XXLのみサイズは選べません)、メモリアルクリアファイル
●特典付きチケットC:5,500円(税込6,050円)
特典:シドミ―ドグッズ(ポストカード)3種「∀ガンダム」「YAMATO2520」「SYD MEAD1969」
●通常チケット:3,000円(税込3,300円)