Willie Nelson / Bluegrass
ウィリー・ネルソン(Willie Nelson) は新アルバム『Bluegrass』を海外で9月15日、日本で9月27日発売。海外では12インチ・ブルー・ヴァイナルの特製コレクターズ・エディションが9月29日に発売される予定です。リリース元はLegacy Recordings/ソニーミュージック。
タイトルが示す通り、『Bluegrass』には、ネルソンがこれまでに書いて歌い、そして彼自身もこよなく愛してきた12曲の古典的名曲を、新たにブルーグラス・アンサンブルで再解釈して収めています。バディ・キャノンがプロデュースを担当。
このアルバムから「You Left Me a Long, Long Time Ago」が聴けます
VIDEO
以下インフォメーションより
通算151作目となる『ブルーグラス』には、「オン・ザ・ロード・アゲイン」、「イエスタデイズ・ワイン」、「スティル・イズ・スティル・ムーヴィング・トゥ・ミー」、「グッド・ハーテッド・ウーマン」といった12の古典的名曲にブルーグラス的アプローチによる新鮮な解釈で臨んだテイクが収められている。ここでウィリーが選んだ12曲は、いずれも、多くのファンから愛され、彼自身も好んで歌ってきたもの。そのすべてがウィリーの自作曲で、「グッド・ハーテッド・ウーマン」は、歌詞、音楽ともにウェイロン・ジェニングスとの共作としてクレジットされている。 長くウィリーの音楽活動を支えてきたバディ・キャノンがプロデュースを担当したアルバム『ブルーグラス』には、以下のミュージシャンがフィーチュアされている。バリー・ベイルズ(アップライト・ベース)、ロン・ブロック(バンジョー)、オウブリー・ヘイニー(フィドル)、ロブ・アイクス(ドブロ)、ジョシュ・マーティン(アコースティック・ギター)、ミッキー・ラファエル(ハーモニカ)、セス・テイラー(マンドリン)、ボビー・テリー(アコースティック・ギター、ガット弦ギター)、ダン・ティミンスキー(マンドリン)。バッキング・ヴォーカルは、ワイアット・ベアード、バディ・キャノン、メロニー・キャノン。アルバムのカヴァー・アートを任されたのは、ウィリーの息子で、マルチメディア・アーティスト、ミュージシャンとして活動をつづけているマイカ・ネルソン。これ以前に彼が父の作品のアートを手がけたものとしては、アルバム『アイ・ドント・ノウ・ア・シング・アバウト・ラヴ』と『ファースト・ローズ・オブ・スプリング』、2013年刊行の自叙伝で、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リストにも選ばれた『ロール・ミー・アップ・アンド・スモーク・ミー・ホエン・アイ・ダイ : ミユージングス・フロム・ザ・ロード』がある。 ウィリーの新作アルバムは、アパラチア山脈で生まれたストリング・バンド・ミュージックがその原点となった音楽ジャンルへの深い想いを表現したものである。そのブルーグラスという名前は、ケンタッキー出身のソングライター/ミュージシャン/レコーディング・アーティスト、ビル・モンローのバンド、ザ・ブルー・グラス・ボーイズからとられた。彼が戦後すぐに残した作品の数々は、ウィリーのソングライターとしての感性と、アメリカのカントリー・ミュージック全体の方向性に多大な影響を与えたのだった。その重要なジャンルへの、ウィリーからの初のトリビュート作品ということになる『ブルーグラス』に彼は、自らのパーソナルな歩みと深い関わりを持つルーツ・ミュージックへの愛を示した曲を選んでいる。その12曲は、いずれも、彼のオリジナルで、トラディショナルなブルーグラスがヒルビリー・フォーク・ミュージックへとつながっていったその道筋を示すものでもある。選曲にあたっては、力強いメロディ、心に残る物語性、初期のブルーグラスの演奏スタイルの特徴でもあったバンド全体によるきっちりとまとまった間奏(米国フォーク・ソングのルーツ、つまりヨーロッパのメロディとアフリカのリズムを、ブルーグラス的に解釈したもの)に重点が置かれた。アルバム『ブルーグラス』によってウィリーは、彼自身が残してきた名曲に関する新たな真実を示しているのだ。
■『Bluegrass』
01. No Love Around
02. Somebody Pick Up My Pieces
03. Good Hearted Woman (co-written with Waylon Jennings)
04. Sad Songs and Waltzes
05. Home Motel
06. You Left Me a Long, Long Time Ago
07. Yesterday’s Wine
08. Bloody Mary Morning
09. Slow Down Old World
10. Still Is Still Moving to Me
11. On the Road Again
12. Man with the Blues